会社にいる頃は仕事のことに頭が一杯で気にもしなかったが、退職後はTVや新聞に接する機会が増えて、改めて驚愕してしまった。あまりのバカ騒ぎ、偏向報道ぶりに開いた口がふさがらない。視聴者や読者はバカだから自分たちがどうにでもできる、といわんばかりの傲慢な姿勢を感じたからである。
経済的な理由もあるが、購読していた聖教新聞(母の関係で)、しんぶん「赤旗」(労組顧問弁護士の関係で)、朝日新聞(自分で、因みに実家は「産経」)はすべて断った。TVの方はもったいないのでぶっ壊すのをやめて、NHK・民放地上波放送は意地でも見ないことにした。まさに、俗界から隔絶した世捨て人の心境である。現在、CS衛星放送「チャンネル桜」だけ有料で視聴している。
この放送局には「防人の道」という番組があり、毎日自衛隊を取り上げていることから、興味があって視聴するようになったが、世間では“偏向した極右メディア”と揶揄されているらしい。しかし、全番組を通じて自分の考え方に合致しており、実に爽快な気分である。見ながら、いつも「そうだ。そうだ。」とうなずいている。ということは、私は“極右思想”の持ち主なのだろうか。いやいや、そんなことはない。右翼街宣車のスピーカ音量には辟易していますから‥‥。
2006年2月2日(木)の記事
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