日本與中亞5國召開外長會議 意在制衡中俄
2022/12/25 11:17配信/自由時報(台湾)電子版
〔即時新聞/綜合報導〕日本外務大臣林芳正昨日在東京都內與中亞5國召開外長會議,由於烏俄戰爭與中國的一帶一路政策,林芳正表示,中亞5國是在強化自由開放國際秩序上的重要夥伴,期望一同強化合作。
根據日本《共同社》報導,林芳正與哈薩克、烏茲別克、吉爾吉斯、塔吉克與土庫曼等5國外交部長在東京舉行外長會議。由於中亞5國屬於前蘇聯加盟共和國,俄羅斯今年進攻同為前蘇聯加盟共和國的烏克蘭,因此5國均對俄羅斯抱持不信任態度,中國透過一帶一路在中亞發揮影響力,也讓中亞5國對於過度依賴中國產生疑慮。
林芳正表示,為了維持、強化自由開放的國際秩序,中亞5國是重要夥伴,日本和中亞的合作無比重要。外長會議中聚焦於能源運輸路線,討論擴充不通過俄羅斯領土的裏海運輸路線;會議中也提及與中亞相鄰的阿富汗局勢,會議一致認為阿富汗神學士政府必須尊重女性與少數族群的權利。
日本與中亞5國的對話會議始於2004年,此次是第9次會議,同時也是中亞5國外長首度全員在東京出席並召開的會議。
~以下、Google自動翻訳を一部修正~
日本と中央アジアの5カ国、中露牽制を目的として外相会議開催
林芳正外相は昨日、東京都内で中央アジア5カ国と外相会談を開き、ロシアとの戦争と中国の一帯一路政策により、中央アジア5カ国は自由で開かれた国際秩序を強化する上で重要なパートナーであり、協力を強化することを期待していると述べた。
日本の共同通信によると、林外相はカザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタンの5カ国の外相と東京で外相会談を行った。 中央アジア5カ国は旧ソ連に属し、ロシアは今年、旧ソ連であるウクライナを攻撃したため、5カ国はロシアに不信感を抱いており、中国は一帯一路を通じて中央アジアで影響力を行使し、中央アジア5カ国は中国への過度の依存に不安を抱いている。
林氏は、自由で開かれた国際秩序を維持・強化するため、中央アジア5カ国が重要なパートナーであり、日本と中央アジアの協力が重要であると述べた。 外相会談では、エネルギー輸送ルートに焦点を当て、ロシア領を通過しないカスピ海輸送ルートの拡大について議論した。 中央アジアに隣接するアフガニスタンの状況にも言及し、アフガニスタンのタリバン政府は女性や少数民族の権利を尊重する必要があるとの認識で一致した。
2004年に始まった日本と中央アジア5カ国の対話会議は、今回で第9回目、中央アジア5カ国の外相が東京で初めて出席し、開催した。
******************************
ガチガチの媚中派と観ている林芳正外相のことでけに、このニュースはうっかり見逃してしまった。ところが、自由時報(台湾)電子版を閲覧していたら、林外相の御真影があったのでクリックしたところ、この記事が出て来た、というわけ。まあ、林外相が始めた外交政策ではないが、中国が嫌がりそうな会議を主宰していたとは驚かされる。なお、記事にはないが、付帯写真を見ると、岸田総理も顔見世したようだ。
日本と中央アジア五か国(カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン)との関係は、今年(2022年)が国交樹立30周年の節目となる会合だったらしい。従い、戦略的な意図は不明で単なるセレモニーだった可能性も否定できないが、報道にもあるとおり、会議自体は定例化されているようである。
何故、台湾(「中華民国」ではなく)の報道機関が自国と直接関係ないこんなニュースを採り上げるのか、不思議に思うかもしれないが、国際関係も〝いじめ問題″と根が同じ構造になっているのだ。即ち、ここで言う「いじめっ子」とは言うまでもなく中国(ではなく「中国共産党」)にほかならない。
つまり、陸(中央アジア五か国)と海(日米台)から中国を挟み撃ちにする構図となるからだ。クアッド(日米印豪)を軍事的対中包囲網と位置付けるのが専門家の観方が、経済的にはTPPがある。これに加えて、この戦略が文化的対中包囲網と言えよう。
話がコロッと変わるが、「同人・異人」という語がある。
【同人】-どうじん-
同じ趣味・志を持っている個人または団体。≒同好の集団・組織。
一例として、志を同じくする同好の人々が自らの作品の発表の場や情報交換の場とするために執筆,編集,刊行する逐次刊行物を「同人誌」と呼ぶ.
【異人】-いじん-
社会集団の成員とは異質なものとして認識された人物であり、異界の住人、異国の人・異邦人・西洋人、普通でない性質を持つ人・優れた人・不思議な術を使う人を意味する。共同体の外部から内部へ接触・交渉する形象ともされている。
異人の存在があるからこそ、共同体の人々は外との境界を区切り、秩序ある世界像を作ることができる。伝承において異人は、福を運んでくる存在として歓迎される(「客人歓待」)一方で、禍をもたらす存在として排除されたり犠牲に供されもする。
上記の如く同人・異人は必ずしも対義語ではないが、共同体を考える際の参考になる。
ついでと言っては何だが、見た目が美しい人を指す語に美人、美女・美男・美少年などがある。〝美人″とは容姿端麗な女性(男性には用ゐない)への誉め言葉である。しかし、類似語に麗人・佳人が在るのをご存知か。
【麗人】-れいじん-
みめうるわしい人。美しい人。美人。佳人。
【麗】-(音)レイ;(訓)うるはしい-
① 精神的に豊かで気高く、人に感銘を与えるさま。心あたたまり、うつくしい。
② 形・色・容姿などが、目に快く映るさま。うつくしい。
③ 機嫌・顔つきが晴れ晴れしているさま。
④ 乱れたところがなく、整っているさま。
【佳人】-佳人-
① 顔が美しく姿のよい女。美人。
② (男女を問わず)すばらしい人。美しい人。
【佳】-(音)カ;(訓)よい-
① 姿形が整って美しい。
② すぐれている。りっぱな。
③ 時機がちょうどよい。めでたい。
〝美人″より〝麗人″のほうが奥深い響きを感じるなあ。川島芳子=愛新覺羅顯玗-実は満洲王朝の末裔王女-(1906-1948年)は、生前〝男装の麗人″と呼ばれていた。大清帝国の王女として生まれながら、日本軍の諜報員(スパイ)となり、最期は祖国(中華民国)を裏切った漢奸として処刑された薄幸の女性である。
妙な方向に話が逸れた。外交も一種の人付き合いである。欲得(利益)と気持(人情)のどちらを優先させるかだろう。然りながら、前者(欲得)の付き合いは「カネの切れ目が縁の切れ目」で長続きしないのは自明である。ヤクザ擬きの中国・ロシア・北朝鮮などとは距離を置き、善良な弱小国家群と手を携えていくべきだろう。
コメント