訪中間近の林外相、厳命できるか
Youは何しに中国へ?識者が注文
仲新城氏「尖閣へ艦船派遣中止」、宮崎氏「非公式警察署の証拠を」、
石平氏「弾道ミサイル問い詰めろ」
12/22(木) 17:00配信/夕刊フジ電子版
林芳正外相が、月内に中国を訪問する方向で調整が行われている。「ゼロコロナ」政策の転換で、中国国内では感染急拡大による混乱が見られるが、実現すれば外相の訪中は3年ぶりとなる。「親中派」として知られる林氏は、王毅国務委員兼外相らと会談して率直に意見交換する予定だ。日中間には、沖縄県・尖閣諸島周辺への中国海警局船の侵入や、「日本有事」に直結する台湾への軍事的圧迫、主権侵害が疑われる「非公式警察署」の問題など、さまざまな懸案が山積している。林氏は何をどのように伝えるべきか。中国に詳しい識者に聞いた。
林氏の訪中は、岸田文雄首相が先月、訪問先のタイで、中国の習近平国家主席と対面による首脳会談を行った際、あらゆるレベルで緊密に意思疎通を図るとして一致した経緯がある。
その後、岸田首相は16日に閣議決定した国家安全保障戦略など「安保3文書」で、戦後の安保政策を大きく転換した。中国の動向を「これまでにない最大の戦略的な挑戦」と位置付けた。
中国による軍事的威圧が強まるなか、沖縄県の八重山日報社編集主幹、仲新城誠氏は、林氏への注文をこう語った。
「日本漁船が尖閣周辺に漁に行くたび、中国海警局船の威嚇行為を受け、エスカレートしている状況だ。王毅氏は以前、『偽装漁船だ』と主張したが、間違いなく漁業を生業にしている人々だ。林氏には、中国のプロパガンダに反論して、『度重なる領海侵入をやめ、尖閣周辺に艦船を派遣することを中止せよ』と伝えてほしい」
中国は8月、沖縄・波照間島近くの日本のEEZ(排他的経済水域)に弾道ミサイル5発を撃ち込んできた。今月17日には、中国空母「遼寧」など艦艇計6隻が沖縄南方の太平洋上で、戦闘機などの発着艦を行った。
仲新城氏は「習氏の言動や中国側の態度を見ていると、平和的な意図は一切感じられず、ひたすら日本に脅迫的な態度できている。空母・遼寧の動きも沖縄の住民には脅威でしかなく、離島住民の心情をないがしろにし、踏みにじる行動だ」と語り、林氏に毅然(きぜん)とした対応を要望した。
評論家の石平氏も「弾道ミサイルを撃ち込まれた問題のケリが付いていないのに、林氏がホイホイと中国に行くのは疑問だ。世界には『日本=弱腰』に見える。どうしても行くというなら、弾道ミサイルの件を厳しく問い詰め、『軍事的恫喝(どうかつ)は決して許せない。あってはならない』と厳命してくるべきだ」と語った。
前出の「安保3文書」は、中国や北朝鮮を念頭に「力による一方的な現状変更の圧力が高まっている」と指摘している。
評論家の宮崎正弘氏は「林氏が伝えるべき懸案は山のようにあるが、日本の国益上、一番の問題は『中国の軍拡』だろう。自分たちは無制限な軍拡をやりながら、日本の『安保3文書』について、中国外務省の報道官は『中国への中傷に断固として反対する』とイチャモンを付けてきた。林氏は、中国に対して、『現在の秩序を一方的に変更するような軍事的行為は慎むべきだ』と伝えるべきだ」と語った。
中国については、スペインのNGO(非政府組織)が今年9月以降、日本を含めた世界53カ国に「非公式警察署」の拠点を置いていると公表した。日本には、東京など2カ所に拠点があるとされる。
宮崎氏は「日本政府が主権侵害の証拠をつかんでいるのなら、林氏がそれを突き付けることができるかが注目だ。現時点では、『世界で懸念されている問題が日本にも存在するとすれば、深刻なる懸念を表明する』といったレベルではないか」と推察した。
中国「ゼロコロナ」政策転換感染者数、死者数明らかにせよ
「ゼロコロナ」政策を転換した中国の感染状況も懸念事項の一つだ。政府発表では死者はわずかとされるが、著名人の死亡が相次いで報道され、火葬場に遺体が続々と運ばれているという状況が伝わっている。中国は今月14日から、無症状感染者数の把握をやめ、感染者数や死者数の実態が見えなくなっている。
前出の石平氏は「中国には多くの邦人がいる(外務省のHPでは約10万7700人=2021年)から、邦人を守るためにも、林氏は『どういう状況なのか、情報を隠さないで真実を教えよ』と要求すべきだ」と話す。
中国は8月、台湾を取り囲むように軍事演習を行った。習氏は10月の中国共産党大会で、台湾への武力行使を「絶対に放棄しない」と断言した。台湾情勢は緊迫している。「台湾有事は日本有事」であり、決して見過ごすことはできない。
石平氏は「台湾問題について、林氏は『日米同盟は中国の台湾進攻を座視しない』『日本は今後、米国と戦略を講じる』と明確に伝えるべきだ」と提案した。
コメント総数;152件
一、日本はトマホークミサイルを500発買うことになった。しかし、アメリカと対抗できるほどの中国の軍事力の前では赤子のように無力だ。どうすればよいか。今から準備してトマホークを持つと同時にNATOに加盟すればよい。挟み撃ちできる形になるので日本にとっても欧州にとっても力が何倍にもなる。そうなれば中国、ロシア、北朝鮮とも渡り合えるようになる。今とは見える世界が変わるだろう。
二、リンホウセイ外相、大丈夫ですか?
行きたくて仕方がないのではないでしょうか?
手厚い接待が待っていますからね。
媚中公明、野党,媚中リン外相、媚中議員に気がついてほしい、中国を刺激しないようにしても無意味です。
尖閣周辺では中国の武装艦艇は20年だけでも合計1181隻、日本側の接続水域に侵入し領海侵入は合計59回に達しています。22年には76ミリの武器を持った軍艦が領海に侵入しています。
これではホイホイ行けば朝貢ではないですか?
日本の状況を踏まえれば2〜3年以内に、防衛予算をGDPの2%・スパイ法の制定・反撃能力・敵の日本攻撃を防ぐ能力を日米同盟深化のなかに組み込むことも欠かせないでしょう。
インテリジェンス、人工知能、宇宙、サイバーという分野での防衛力強化、オーカス加入、米の核配備、憲法改正急がれます。
媚中議員は全力で阻止ににきますが早急にお願いします。
三、林は訪中すべきでない。彼に期待するものは何もない。どうせ何か言い含められて帰ってくるだけ。もしどうしても行きたいなら、これだけのことをしてくると最初に約束するべき。それ程国民は林を信用していない。それから陛下訪中などは絶対口に出さないこと。岸田は早く林を免職すべき。
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〝はやしよしまさ″の実名でなく、〝リンホウセイ″と音読みされるほどチャイナに被れた政治家のジャーナルである。とりわけ親米保守色の強い夕刊フジだけに、コメントともどもケチョンケチョンに貶す内容となっている。観相学には疎いものの、どことなく惚けた表情からは想像できない。この御仁、やること為すことが頓珍漢で漫画そのものだ。そもそも、シナ・チョ~セン式権謀術数には縁遠そうだし、腹芸の出来るタイプでもなさそう。要は俗に謂う「好い人」なのだろう。、
【権謀術数】-けんぼうじゅつすう-
巧みに人を欺く策略のこと。
【腹芸】-はらげい-
① 芝居で、役者がせりふや動作に出さず、
感情を内面的におさえてその人物の心理を表現する演技。
② はかりごとを言葉や行為に出さず、腹の中で企むこと。
また、直接言葉で指示するのではなく度胸や迫力で物事を処理すること。
また、そういうやり方。
③ あおむけに寝た人の腹の上で芸を演じて見せる軽業。
また、腹に顔などを描き、これを動かして見せる芸。
【好い人】-いいひと-
① 好感の持てる人物、性格や人となりの好ましい人物を指す語。
② 恋人や愛人を指す語。
ここでの「好い人」とは、限りなく「お人好し」に近いと思って戴きたい。
【お人好し】-おひとよし-
気のよい人。他人を疑わず、誰をも信じやすく騙されやすい人。
つまり、取り巻きが善意の人だけならいいが、悪意ある計略に引っ掛かり易いということ。中国共産党みたいな兇悪集団に掛かったら、一溜まりもあるまい。おそらく、既に金玉(音読みでなく重箱読みのほう)抜かれているに違いない。「お人好し」は、我国でも呆れた善人という意味で、褒め言葉としてでなく、当該人を虚仮(コケ)にする言葉に近い。
【虚仮にする】
バカにすることと同義。
ウソや騙しの詐術に長けた相手には、私利私欲のない者でなければ太刀打ち出来ない。西郷どん曰くの『命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり』なのだ。
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