悪質な自転車に「赤切符」
警視庁、取り締まり強化
10/31(月) 21:28配信／産経新聞電子版
危険な運転による自転車事故などを防ごうと、警視庁は３１日、これまでは大半を警告で済ませてきた「車道の右側通行」や「徐行せずに歩道通行」といった４つの違反に関し、悪質なケースは道交法違反容疑での書類送検や罰金など刑事処分の対象となる「赤切符」を交付する対応を取る運用を始めた。
「待ってください。赤ですよ」。３１日午前、警視庁が池袋駅近くの交差点で実施した自転車利用者の公開取り締まりで、４０代の男性が警察官に呼び止められた。男性はすぐ「すみません」と自転車を止めた。悪質ではなかったことから警察官は「自転車指導警告カード」を渡し、安全運転を促した。
自転車は免許不要で誰でも乗ることが可能だが、道交法上は「軽車両」に分類され、酒酔い運転や遮断踏切立ち入りなどは禁止されている。
これまでの違反者の取り締まりの大半は、注意を促すだけの「自転車指導警告カード」の交付にとどまっていたが、警視庁は「信号無視」と「一時不停止」も加えた４つの違反に関し、悪質な場合、赤切符の交付対象にした。赤切符が交付されれば、取り調べを受けて書類送検されることもあり、懲役や罰金が科せられるケースも出てくる。
例えば、飲酒運転では「５年以下の懲役または１００万円以下の罰金」に科せられる場合もあるとみられる。
警視庁によると、令和３年の自転車が絡む都内の人身事故は１万３３３２件で増加傾向が続いている。警視庁はこれまでも目に余る自転車利用には赤切符を交付。３年の交付総数は４３１５件に上ったが、今後はより厳しくする。交通規制課の担当者は「目的は事故防止」とし、正しい乗り方を求めている。
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■熊谷宗徳（元交通捜査官）
自転車で信号無視をしたり、歩道を減速せずに歩行者を縫うように走る自転車を誰もが見かけたことがあるのではないでしょうか
車との衝突事故で自転車の違反が事故原因だった場合、自転車の運転者が負傷していても警察は被疑者として捜査します。
車道の右側通行も指定場所一時不停止も事故に直結する違反です。
10年以上前には自転車は交通弱者として扱われていた時代もありますが、あまりにも自転車側の違反による事故が多発した背景があると思います。
自転車は免許を要さない手軽な乗り物であるがゆえ、車のように厳格に交通ルールを守る必要がないと考えているのであれば、いずれは自らの違反で事故を起こす危険が高くなりますので、これを機に交通ルールを見直していただきたいと思います。
学校等での安全教育も必要だと思います。
■佐藤みのり（弁護士）
自転車による事故やマナー違反が社会問題となる中、2006年ごろから、自転車の違法運転に対する警察の取締りは強化されています。しかし、これまで警察の取締りや検察による起訴は少なかったのが現状です。
不十分な取締りにとどまっていたのは、自転車の場合、『交通反則切符』(反則金支払いで刑事手続きが免除される)の制度がなく、軽い違反をした場合でも刑事手続きに入ることになり、有罪となれば前科がついてしまうことも一因でしょう。ルールをよく知らずに歩道を走ってしまった人など、刑事罰に適さないケースも多く、他の犯罪とのバランスも考えて、取締りや起訴に消極的になっているものと思います。
安全を守るため、自転車の走行に関するルールを広く理解してもらうこと、悪質な違反に対しては厳しく、軽い違反に対してはそれに見合った取締りをしていくことが大切かと思います。
一、確かに自転車の無謀運転には驚きます。自分も自転車に乗っていますが、一番困るのは、対面で交差する際に、本来、自動車と同じ「左側」通行なのですが、右側を交差する自転車が多い。時々注意をしますが、「どっちでもいいんだ！」と叫ぶお年寄りが異常に多いことに呆れています。警察も、自転車の左側通行をＰＲすべきだと感じています。敢えて、どんどん反則切符を切って世間に自転車の交通マナー向上を図るべきだと思います。
二、道交法に限ったことではありませんが、法律というものは知らなかったから罪にならないという類のものではありません。自転車を公道で運行する者は、自転車に適用される法を当然に知っているべきものですから、むしろ、これまで数々の違反が放置されてきたことの方が大問題だと思います。
また、事故を起こした時の賠償能力を十分に備えていない人が自転車に乗るのは無責任で反社会的行為であることも知るべきです。全ての自転車運行者は、条例で加入が義務付けられている都道府県以外であっても必ず個人賠償責任保険には加入すべきです。
三、悪質自転車への「赤切符」は早くやって欲しかった。本当は免許制というより届け出制にして免許与えた方が良い。当然法律の勉強をさせるべきです。自転車が逆行してはいけないとか知らない人はいっぱいいると思う。ルールも知らない人にルール守れという方が間違ってる。出来ればナンバープレート付けて欲しい。悪質な運転手の特定が出来ない。ひき逃げを目撃したことありますが、どうする事も出来なかった。当然自転車の盗難も減ると思う。警察だって仕事増えてうれしと思います。マイナンバーカードとの併用で権益減る分の補充にもなる。とにかく傍若無人の自転車にはヒヤッとさせられることが多い。電動キックボードも含めて規制して欲しい。事故件数が増えてから規制を厳しくするのはおかしいと思う。
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先月末の四日間ほど、米国内サーバーに何らかの異変が生じたらしく、閲覧も投稿も出来なくなってしまった。何分にも外国のこととて、日本語での問い合わせも適わず、復旧を祈るしかない有様。どうでもいいけど、レンタル代金は米ドル建の月額４ドル、当初３００円台後半だったのが昨今の円安が祟って、今月の請求額は５１２円になってしまった。
もともとはワープロ『一太郎』（JUST SYSTEM）の会員向け無料日本国内サイトだったのだが、米国企業に買収されて、有料化されたのである。
掲題の自転車だが、コロナ禍で自転車やスケートを利用する人が増えているように思う。人間（というより私奴）は我儘勝手なもので、自分が歩行しているときの自転車やスケートは迷惑極まりないと感じるし、自転車に乗ってれば、歩行者が邪魔でしょうがない。
何でも法制化すればそれで事足れり、とする悪しき風潮が、とりわけ戦後蔓延っている。我国が然も遅れた国であるかのように喧伝して恥じない西洋かぶれの自称〝知識人″たちに騙されてはいけない。
話が飛ぶが、西洋思想（とりわけ左翼思想）に汚染された戦後日本人の誤謬は、眼に見えないものに対する畏怖や尊崇の念が失せてしまったことだと思う。西洋神にせよ八百万神にせよ、幽霊や化け物も信じない。視認できない〝物（モノ）″だからだ。然るに、考えてもみよかし。ｘｙ染色体（ｙ染色体は男系男子にしか継承されない）といった科学的知識など知る由もなかった古代人が、なぜ男系男子の皇位継承に拘ったのか。既に事実を知った現代人には説明できまい。
これぞまさしく、唯物論者が科学的根拠がないと全否定する形而上観念論の世界であり、古代人は現代唯物論者を大きく凌駕する洞察力を具備していたことになる。これを我国では『心眼』と呼んで重要視されてきた。
【形而上】
① 形をもっていないもの。
② 哲学で、時間・空間の制約により、感性を介した経験では認識できないもの。
【心眼】
① -しんげん-仏教語。
禅定三昧や智慧の力によって、肉眼では見えない物や一切の事理を見抜く働き。
② -しんがん-
物事の真実の姿を見抜く鋭い心の働き。
古代人が自分（現代人）より劣るなどと、、夢にも考えるべからず。先祖を含む他者の恩恵に浴して〝生かされている″ことに気付くべし。
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