韓国政府の魂胆は!?
徴用工めぐり〝30億円新基金〟設立案が浮上
解決済み問題を蒸し返す動きか
「日本側が協力する必要はない」識者
6/30(木) 17:00配信/夕刊フジWEB版
岸田文雄首相は28日夜(日本時間29日)、NATO(北大西洋条約機構)首脳会議に合わせた夕食会の際、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と初めて対面し、短時間の会話を行った。尹氏は日韓の関係改善に前向きだが、そう単純ではなさそうだ。韓国内では、いわゆる「徴用工」問題をめぐり、賠償を肩代わりする新基金の設立案が浮上している。解決済みの問題に再び日本を巻き込み、蒸し返す動きに見える。
「非常に厳しい日韓関係を健全な関係に戻すために尽力いただきたい」
岸田首相は28日、尹氏にこう伝えたという。
徴用工や慰安婦の問題、一連の「反日」暴挙に対し、韓国側が解決策を示していないため、首脳会談は見送った。
こうしたなか、韓国政府が元徴用工問題の解決策として、日韓の企業や個人の拠出で300億ウォン(約31億円)程度の基金をつくり訴訟の原告に慰謝料名目で金銭を支給する案を検討していると、複数の韓国メディアが29日までに報じた。これは看過できない。
日韓の請求権問題は、1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決」している。日本政府は当時、無償3億ドル、有償2億ドルの計5億ドルを韓国政府に提供した。
韓国政府はこの巨額資金と、日本の技術やノウハウをもとに「漢江(ハンガン)の奇跡」を成し遂げた。元徴用工に資金が渡らなかったのは、一方的に韓国政府の問題である。
ところが、韓国最高裁は2018年、いわゆる「元徴用工」訴訟で、日本企業に賠償を命じた。文在寅(ムン・ジェイン)前政権は、この国際法違反を放置し、日韓関係を決定的に悪化させた。
最高裁判決を受けて、原告側は現在、日本企業の資産を差し押さえ、現金化する手続きを進めている。
今回の基金による支給は、日本側が強く警告してきた現金化を防ぐ狙いがあるようだが、筋がまったく違う。
韓国側の基金案をどうみるか。
朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「日韓の請求権問題は、外交的に『完全かつ最終的に解決』されている。日本側が基金に協力する必要はない。資金拠出について『韓国企業が中心』との報道もあるが、尹氏が左派世論の反発をおそれるとも考えられる。岸田政権は『日本を巻き込むな』という強いメッセージを伝えるべきだ」と語った。
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一、完全かつ最終的な合意
1965年の合意はその文言、それでもということで慰安婦合意では「最終的かつ不可逆的」とした。どちらの言葉もこれ以上のものは無いように感じるけれどもかの国には響かないのだろうか。日本側は官民どちらも一切の基金に拠出する義務も何もない。
テレビ番組なら、帰ってきた、蘇った、復活した、またまた、最終最後、更なる最後、完全最後、とか引っ張ってタイトルをつけて視聴者にアピールするのもあるだろう。政治の世界、国家間合意は言葉遊びではない。
国家間合意後は内政問題。日本は他国に内政干渉しない。日本は毅然としてそのことを伝えるのみ。問題解決は常に韓国側にある。就任間もないなれば、過去の大統領に聞くのも手だろう。
自国内の問題は自国で解決を願いたい
二、> 尹氏は日韓の関係改善に前向き
議会は共に民主党が多数を占めている現状から考えても日韓関係が劇的に改善されるとは思いません。
又、徴用工問題に関して日本が妥協する必要はないとも思います。
ただし、尹政権になってから変わってきたと思うのは、北朝鮮に対して対決姿勢を見せるようになった事です。
北朝鮮への威嚇が目的と思いますが、先日も米国と合同で日本海にミサイルを打ち込むような事も報道されてましたよね。
親北朝鮮だった文政権よりは、よほどマシな政権だと思います。
この事は日本にとっても喜ばしい事だと思いますし、何より韓国人にとって良い事でしょう。
外交以外だと脱原発から原発推進に舵を切ったような話も聞きます。
日本でも左派は脱原発ですが、保守層には原発再稼働を求めている人が多いと思います。
日韓関係は別にして、評価に値する政策はあるのかな、とも思います。
三、1965年に締結した日韓基本条約で日本が「民間賠償もします」と言ったのを「その分もよこせ韓国で民間に賠償するから」と言って受け取っておき民間賠償に使わずに経済対策に使い「漢江の奇跡」と言われる経済成長をした過去があります。
つまりこれは、韓国に民間の賠償金は支払い済みで韓国内で解決すべき問題です。日本が譲歩し基金に協力する必要はありません。
慰安婦基金の二の舞になるだけです。
岸田くん、ピント外れは経済対策だけで勘弁してください。
この外交政策を誤れば保守派は離れていくでしょうね。
参議院選挙後に何かしようとしているのもミエミエですよ。
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日韓関係悪化の原因を詮索するなら、全て韓国側にあると言っても過言ではあるまい。文在寅左翼政権から尹錫悦新大統領に代わったからと言って、韓国国民の対日感情が劇的に変わるはずもないではないか。文化的側面で観ると、島国日本と大陸・朝鮮半島の国民性は、真逆と言っていいほど違う。善し悪しではなく、異なる歴史的背景がそうさせているのだ。
神代の昔より大御宝(おほみたから;天皇の民)として慈しまれてきた我ら日本人と、秋の権力者に苛斂誅求(かれんちゆうきう;重税の過酷な取り立て)を受けて来たシナ・チョ~セン人民の心情が異なることは想像に難くない。結果として高信頼型社会と猜疑心型社会と両極端にならざるを得なかったのだろう。。
これまでも『古事記』に由来する「シラス」と「ウシハク」の対比に於いて、他国と異なる我国独自の精神文化について述べてきた。その精華が「十七条憲法」「五箇条御誓文」「教育勅語」に凝縮されていると思っていた。
ところが、下記の映像を視て、別の角度から〝日本精神″の淵源を確認することが出来た気がする。
【今こそ知るべき日本論】
武士はどんな教育を受けたのか?
武士道研究家・石川真理子×小名木善行
by むすび大学チャンネル
【シラス】-知らす・治らす・統らす-
万物(人間・生物・植物を含む)を自然界の共有物とする考え方
【ウシハク】-主履く-
万物(人間・生物・植物を含む)を主(あるじ=支配者)の所有物(私有物)とする考え方
我国の場合、縄文の昔より幾つかの家族を主体とする村(むら)が形成されながら共同体(ゲマインシャフト)意識を育んできた。島国ということで外敵(異民族)に脅かされることもなく、自然な形で個人(利己)より村という共同体(利他)を優先させる風土が醸成されていった。
これに対して諸民族部族が割拠する大陸・朝鮮半島では、食糧や安住地を巡って争奪戦が絶えず、生きるためには他人など構っておられず、利己に奔るしかなかったのが歴史的現実なのだ。このことは、韓流時代劇を観るとよくわかる。もちろん、時代設定が近世以前であっても作者(現代人)の価値観が反映しており、必ずしも史実に則った物語内容とは言い難いものの、それが伝統文化としか言いようがない。
例えば、分かり易い文化の違いとして、【弱きを救け強きを挫く】(日本)と【溺れる狗を叩く(弱い者いじめ)】(シナ・チョ~セン)が対比される。我国のヒーロー物主人公は、常に弱者の味方であり、目的のためとは言え盗みや騙し打ちなどの卑怯で汚い手口は決して用ゐない。ところが、彼国では、権力・カネ・地位(ポスト)こそが全てで、そのためには盗み・騙しなどをも尽く正当化してしまうのである。
つまり、「(日本軍による)南京大虐殺=ジェノサイド」「(従軍)慰安婦=性奴隷」「徴用工(応募工)=奴隷労働」などは、支那・朝鮮文化ならではの虚偽を元にした捏造案件に過ぎないということ。彼国ではそういう歴史を有するから、日本も同じだろうとする短絡的な悪知恵が、却ってウソを見破られる結果となっている。
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