加熱する中台「総額57億円のパイナップル」バトルに懐疑論
3/6(土) 9:06配信/日刊ゲンダイWEB版
台湾産パイナップルの輸入が止まらない。既に3500トンの注文が確定と記録を更新、5000トンの大台も突破しそうだ。
きっかけは中国が1日に打ち出した台湾産パイナップルの禁輸だ。中国税関総署は台湾の収穫期を前に、昨年の輸入分から有害昆虫が発見されたためと説明している。台湾民進党・蔡英文政権は政治的圧力だと猛反発、総統・蔡英文は先月28日に南部・高雄の農場を訪れ「政府は絶対に農民を守る」と激励。「台湾産パイナップルをより多くの国に輸出しよう」と訴えた。
台湾の年間生産高は43万~45万トンで輸出向けは5万トン前後。9割以上が中国向けで輸出額は15億台湾ドル(約57億円)前後だ。生産者の多くは民進党の金城湯池、南部に集中している。これに日本の台湾偏愛主義者が呼応。「中国に虐められる台湾を救え!」「台湾産パイナップルを買おう!」とネット上には“愛台湾”エールが飛び交っている。
「日本の報道には誤認があるんじゃないですか?」
■在台邦人も首かしげる
果実の輸出経験を持つ在台邦人は首をかしげる。台湾農産品解禁は大陸が台湾融和策の一環として打ち出したもので、これまで大陸の検疫はほぼ素通り。それをいいことに台湾は輸出用検疫を済ませない国内消費用の物まで輸出していたという。台湾側は昨年10月以降、検疫を強化し、一度も害虫は検出されていないと強弁しているが、双方の主張は時期がずれている。
「たかだか総額57億円のパイナップルを台湾虐めに使いますか?」(同前)
反中香港の果実卸売商ですら台湾産パイナップル取り扱いを停止したと香港メディアは報じる。
甘い、甘い台湾産パイナップルの甘言に踊らされて……、そんなことではないと願いたいが……。
▽売文家・甘粕 代三(あまかす・だいぞう)
1960年東京生まれ。早大在学中に中国政府給費留学生として2年間中国留学。卒業後、新聞、民放台北支局長などを経て現業。時事評論、競馬評論を日本だけでなく、中国・台湾・香港などでも展開中。
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イ.甘粕代三 (あまかす・だいぞう)
1960年生まれ。早稲田大学在学中に中国に留学。東京新聞から転じたテレビ朝日で台北支局長、「サンデープロジェクト」チーフディレクターなどを歴任。
「反中香港の果実卸売商ですら台湾産パイナップル取り扱いを停止したと香港メディアは報じる。」
香港メディアがまだ自由に報道してるとでも思ってるんですかね…。これを香港メディアに言わせることが中国の戦略だと分からない時点で記事として3流。
ロ.中国と台湾がデリケートなだけに随分と中国寄りの記事だね。
今の日本が置かれてる立場からすると日本の災害に対していち早く声を上げてるのは台湾だと言う印象。
その台湾が困ってると聞いたら台湾からの援助を受けてる人に取ったら恩返しと思うのは自然だと思う。
なんか印象操作の記事にしか思えない。
ハ.いかにも中国擁護だね。金額でなくて大陸が主要な輸出先なら台湾にダメージがあるのは必然。それを嫌がらせじゃないと言うなら、日本はきちんと検査して買えば良いだけの話。大震災の時に真っ先に助けてくれた台湾が困っているなら助けるのは当然。ホントにくだらない記事。
二.>「日本の報道には誤認があるんじゃないですか?」
日刊ゲンダイの報道には誤認があるんじゃないですか?
ホ.日刊ゲンダイさんの立ち位置が分かる記事ですね。
主要夕刊紙には「夕刊フジ(産経系)」と「日刊ゲンダイ(講談社系)」とがある。現役時代の愛読紙だったからではないが、今なお「夕刊フジ」ばかりに偏って読んでいる。ならば一度くらいライバル紙も、と思ったのが間違いだった。コメント者(不特定の日本国民)に酷評されているが、全面的に同意である。国民感情を逆撫でする媚中派御用記事としか言いようがない。愛読紙「夕刊フジ」とは真逆の論調で、これほど酷いとは思わなかった。
コメントを読む限り、少なくとも一般国民は中国共産党の正体(ならず者集団=反社会勢力)を見破っていることがよく判る。記事に同調しないコメントが、何よりそれを裏付けている。
話が飛ぶが、「心」という漢字は大和言葉で「こころ」と読むが、「うら」と読ませる場合もあるとか。警察用語「裏を取る」は真偽を確認することだが、昔は「心を取る」と綴ったらしい。もう一つ、悪しき科学万能主義が蔓延る現代では、「心眼」という語が死語同然の危機にある。
【心眼】-しんがん
物事の真実の姿を見抜く、鋭い心の働き。
昔の時代劇には「心眼を開け」とのセリフがよく出てきたものだ。そこで想い出したのが「朝鮮総督府の教育」で書いた塙保己一の逸話。
■ 第二十課 塙保己一(はなはほきいち)
世にはあきめくらとて、目は見えながら、文字の讀めざる者あり。又、文字は讀めても、多くの書物を讀み、博く知識を得たる者は少なし。然るに目の見えずして、大學者となりし人あり。塙保己一是なり。
保己一は五歳の時盲となりしが、深く學問を好み、人に書物を讀ましめ、一心に之を聞きて勉強したり。記憶力強く、一たび聞きたることは、決して忘れざるほどなりしかば、遂に名高き學者となり、非常に多くの書物を著はせり。保己一の家は、今の東京、其の頃の江戸の番町にありき。多くの弟子保己一に就きて學びしかば、時の人
「番町で目あき、目くらに物をきき。」
といひたりといふ。
或る夜、弟子を集めて書物の講義をせし時、風俄かに吹き、來りて、ともしび消えたり。保己一は、それとも知らず、講義を續けたれば、弟子どもは
「先生、少しお待ち下さい。今、風であかりが消えました。」
といふ。保己一は笑ひて、
「さてさて、目あきといふものは不自由なものだ。」
といひたりとぞ。
つまり、健常者は視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚の五感に頼っており、とりわけ視覚は判断を主導する。ところが、視覚障碍者は、頼る視覚が機能しない分、それを補完する他の感性(例えば「心眼」)が健常者より余程鋭くなるというわけ。
何が言いたいのか? 極論だが、左翼唯物論者は「目に見えない物(神・仏・幽霊)」を信じない。しかも、今や少数派だが、多数派であるかのように思わせるため、よくウソを吐く。ウソを真実らしく見せなければならず、錯覚を利用したり印象誘導に腐心するわけだ。「無かったこと」を実しやかに在ったと思わせるのだから、それこそ神や仏でもない限り、逆立ちしても出来っこない芸当である。証拠(根拠)を示せと追及すれば、ウソの上塗りをするしかなくなる。詐術を見破るには、昔ながらの『心眼』を開かねばならない。詐欺師が見せるもの聞かせるもに騙されてはいけない。
この「パイナップル事件」も、主権者(中国人民&台湾国民)のためになる行為か否かを基準にすれば、心眼を開くまでもなく台湾が「正」で中共が「邪」であることが分かろう。我国に対して友好的(親日)か否(反日)か、も一つの判断材料になる。中国承認台湾断交が如何に愚かな外交政策だったか、未だに目覚めないのが政財官学マスコミ界に巣食う左巻き連中である。彼らの特徴は、カネの切れ目が縁の切れ目の拝金主義者であること。心と心が結びついた国民レベルの日台友好は、カネの亡者どもと比較にならないほど強固なのだ。
【台湾CH Vol.363】
日本も声援!パイナップル事件で台湾団結!中国墓穴!(再生位置;5分37秒~)
[R3/3/6]チャンネル桜
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