知らなかったが、グローバリズム(地球一体化主義=国境なき自由主義=究極の弱肉強食型社会)の対義語は、巷間伝わるナショナリズム(国民国家主義)でなく、ローカリズム(地方主義)なのだとか。グローバリズムを新時代の潮流であるかの如く無批判に受容した結果、ローカル(国家・民族・地方・地域)な伝統的文化的独自性が次々と破壊されているのが現実だ。その反省から出た思想が、次の動画に籠められている。
【CGS 神谷宗幣 施光恒 第171-3回】
「引っ越さなくていい社会」が日本を救う!?
2020/10/20配信/CGSチャンネル
*インフォメーション*
今回の「神谷宗幣が訊く」も約四年ぶり、政治学者の施光恒先生にご登場頂きました。
今回は日本国内の活性化について考えていきます。地方が廃れては日本はだめになる一方だと施先生は言います。大切なのは地域の独自性。テレワークが一般的になった今こそ、引っ越さなくてもいい社会を構築することが日本再生のカギとも。
また1979年に発行されたエズラ・ヴォーゲルの「Japan as No.1」にも言及し、当時と今の違いにも迫ります。
動画コメント;
イ.お天道様が見てるよ。
天知る、地知る、己知る。
今使われなくなりましたね。
国民単位で本性取り戻したいですね。
ロ.引っ越さなくていい社会。ものすごく大事な事。
逆に何故今は引っ越さなくてはいけない、或いはした方がいい社会になっているのかを考えれば答えは見えてくると思う。
ハ.『引っ越さなくていい社会』がよくわかりました。
生まれ育った地域で暮らすことに賛成です
中央政府は江戸幕府、地方自治体は藩
参勤交代はユニークですね
日本型
どうしても他にもとめてしまう性
施先生、神谷先生ありがとうございます。
二.以前から施先生と同じこと考えてたので、施先生に激しく同意ですw
田舎だと仕事が少ないので、職業選択の自由がかなり狭く限られていて、都会ほどの自由が全く無いんです。
超田舎でも職業選択の幅が広く、色々な職業訓練や職業すきるを学べる機会があったり、介護や子育てなど働く時間に制限がある人は特に、働く時間や曜日も自由に選べて、場所に縛られない生き方が出来たらなぁ〜と、ずーーーっと思ってました。
量子テレポーテーションや量子インターネットなど、テクノロジーが更に発展して超田舎にも浸透すれば解決しそうな気もしますが、まだまだ遠いですね
ホ.施さんのお話、何度も何度も頷きながら拝聴いたしました。ありがとうございました。
また、聞いているうちに、東日本大震災もコロナ禍も、一種の天啓では?との考えが浮かびました。
東京一極集中を早く是正せよ。それが日本再生のため、将来予想される災害の被害を軽減するための道である、との。
災害に関しては杞憂であれば良いですが、それも動機の1つとして、地方への回帰を進めて行ければと思いました
施教授の御高説に諸手を挙げて賛成である。自分は教授と同郷の福岡生まれ。大分にも住んでたことがある、幼少期を九州で過ごした関係で、ほぼ毎年訪れているが、年々寂れて昔日の活気がない気がする、人口で言えば、福岡も大分も増加しているにも関わらずなのだ。西洋流グローバリズムは、特定の国家やコミュニティ(共同体)を有しないディアスポラ(流浪民)起源の個人主義が源流にある。昔ながらの共同体的残滓が色濃い我が国民性とは対極をなす考え方である。
したがって、理論的なことは解らずとも、直感的に「自分(たち)のためにならない」ことだけはよく分かる。なんとなく居心地が悪いのだ。個人主義を突き詰めれば、排他的な究極の利己主義(エゴイズム)に他ならない。今では最善の決議方法と目されている多数決デモクラシー(≒戦後的〝民主主義″)も、極言すれば〝全会一致″では遅々として進まぬ意思決定を速める次善の策として流行したものだ。表向きは「自由」「民主主義」「人権」「法治」などと綺麗ごとを並べてみても、それを言う個々の人間性こそ真価が問われる、というのがおのれの持論だ。
《追伸》
次の動画を視ると、我国をダメにしている「真犯人」が分かります。
【根は深い!】「マスコミ」と「日本学術会議」は同じ穴のムジナ!
自ら「自由」を放棄していることに気づいていない!?
2020/10/26配信/ニューソク通信社
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