宿泊先ホテルを午前10時過ぎにチェックアウトし、帰路に就いた。しかし、ここから空港に辿り着くまでがえらく遠い。大分~羽田間の飛行時間が一時間強なのに対し、大分市内からの空港行きバスは、ほぼそれと同じ時間を要する。大分在住だった子供時分は、現在の大洲総合運動公園にあったから、歩いて行けたのに。今は国東半島へ移転してしまい、大分市内からは不便なことこの上ない。
1957年(昭和32年)、航空管制官だった父が大分空港開港に伴い福岡板付空港から当地へ転勤になったため、家族ともども引っ越してきた次第。戦中は第十二海軍大分航空隊基地だったところ。ゆゑに、我ら当時の子供は「大分空港」や「大分飛行場」でなく、単に「航空隊」と呼んでいた。また終戦時、宇垣海軍中将らが“最後の特攻”へ飛び立った基地としても有名。
当該航空隊基地往時の様子は、大分市内予科練資料館に全景写真などが展示されている。なお一昨日、小学校時代の旧友たちに聞かされて初めて知ったが、終戦から昭和32年に返還(大分空港開港)されるまで、アメリカ進駐軍に徴用されていたらしい。
*ご参考*
旧大分空港(讀賣新聞大分版)
さて、現大分空港に着いたところで送迎デッキから拙い写真を撮ってみました。
1.午前11時30分発成田行GK600便
(機体記号;JA13JJ)
2.午後12時35分発羽田行JL1786便
(機体記号;JA325J)
3.午後12時50分発羽田行NH196便(我が搭乗機)
(機体記号;JA8357)
デッキ転落防止用の線にフォーカスされてしまい、ピンぼけですなぁ。
マイレージ稼ぎのため、帰りはプレミアムクラス(国際線のビジネスクラス相当)を驕ってみた。日本国内線で機内食の饗応を受けるのは今度が二回目(前回は昨年暮れの羽田~福岡間)。筍ご飯が実に美味かった。
そんなところです。
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