昨日買った5枚のMP3は、大当たりだ。何せ1枚に50曲も入っていて僅か90฿。曲目に幾らかダブりがあるが、5枚で約250曲聴ける勘定になる。しかも、iTunesに取り込む場合、もともとがMP3ファイルだから、改めてファイル変換する手間もない。曲名・アルバム名・歌手名などもタイ語ながら予め付いてくるため、何もしなくて楽ちんですよ。
Roseレーベル(3枚)とNititadレーベル(2枚)の曲種の違いを喩えるなら、Roseが高齢者御用達ともいうべき昔ながらのタイ歌謡曲とすれば、Nititadは'80年代当時の若者が好んだポップス系タイオールディーズといった感じ。つまり、どちらであれ懐メロファンは堪らない。どうでもいいけど、iTunesに取り込んだRose盤のジャンルは、カントリー&フォークになってましたね。Nititad盤の場合はブランク(空白)。
目玉になる曲は、だいたいにおいて最初のトラックに入っていることが多い。今回は5枚の冒頭曲を聴きましょう。
9-1.ไก่จ๋า - สายัณห์ สัญญา(サヤン・サンヤー)
プロ歌手というより、歌が好きで堪らない素人が歌うタイ民謡みたい。この人、台湾のテレサ・テン、鳳飛飛らと同じ1953年(昭和28年)生まれだから、今年が還暦。
10-1.ผู้ชนะสิบทิศ - ชรินทร์ นันทนาคร(チュリン・ナンタナコーン)
聴き憶えがあると思ったら、何のことはない。昨日と同じ曲でした。依って割愛。
11-1.ดาวจรัสแสง - ก้าน แก้วสุพรรณ(カン・ケウスパン)
やたらと粘った歌い方ですね。ルークトゥン系の歌手にはスパンブリー出身者が多いが、この人もその一人。
12-1.โอ๊ย โอ๊ย - ดนุพล แก้วกาญจน์(ダヌポン・ケアカーン)
6月10日付記事で既に採り上げた曲なので、リンク先を参照されたし。
แจ้(ジェー)の愛称を持つ彼は、元GrandEXのメンバー。この曲は今や古典的愛唱歌になってるらしく、あのフォン・タナスーントンほか大勢の現役歌手が歌っている。
13-1.รอวันเธอกลับ - ดอน สอนระเบียบ(ドン・ソンラビー)
曲名の邦訳は『彼女の帰りを待つ』。物語にあるランプ生活というのが如何にも時代を感じさせる。1987年のヒット曲。
本稿だけでなく、今後も折に触れて聴いてみるとしよう。
コメント