TVを視ようにも、どうせタイ語がわからないので、FANtv以外は視ないことにしている。
わざわざ英語で放送するNHK国際放送も視てやらない。
しかし、食堂で食事を摂る場合は、手持ちぶさたなので、邦字紙(讀賣新聞國際版)を読むか、或いは否応なくTVを視てしまう。
昨日、視るとはなしに視ていたら、韓流時代劇『女人天下』を3チャンネルでやっていた。
もちろん、タイ語吹替だから、チンプンカンプン。
ところが、字幕が北京語(繁体字)。
VTR自体が台湾か香港経由なのだろう。
表意文字の漢字だから、大意が掴めて有り難い。
でも、朝鮮ハットをかぶった両班がタイ語を喋る光景は、何とも異様でした。
知人(当地在留日本人)の話によると、タイでも韓流ドラマが溢れているそうだ。
そのことは、映画・ドラマ専門のDVD店を覗いてもわかる。
パッケージがタイ語だから、タイドラマと思いきや、韓流だったりして。
ひと昔前までは、日本のアニメが大人気だったのに・・・。
ただ、子供たちの間では「どらえもん」「クレヨンしんちゃん」「キン肉マン」「一休さん」といったアニメが根強い人気を誇っている。
DVDといえば、自室に閉じこもっているのも何だから、散歩がてら逗留先マンションとは正反対の市北西にある“娯楽の殿堂”カド・サン・ケーウへ行ってきた。
片道約1時間歩いたので、距離にしてちょうど一里くらいかな。
適当な音樂関係のデジタルメディアがあれば、と思ってわざわざ出向いたのですが、数軒あったCD店は潰れるか映画・ドラマ専門店に模様替えしていて、音樂CD・VCDは申しわけ程度にしかおいていない。
結局、手ぶらで帰って来てしまいました。
途中、下校時間にぶつかり、人の群れに車は大渋滞。
お堀の西側は、学校が集中していて、歩道に制服生徒が溢れんばかり。
女子校だか何か知らんが、女子高生が圧倒的に多い。
男子生徒も居るには居るが、目立たない。
校門傍に並ぶ屋台に群がっているのは女生徒ばかり。
まさに「女人天下」である。
こちらは、高校の制服が統一されていて良い。
男女とも上は白シャツ。
胸に学校のイニシャルと襟に学年を示す☆印。
それに学籍番号なのか、各自違う番号が刺繍されている。
下は男が半ズボン、女はスカート。
間違ってもミニ・スカート姿は見当たらない。
学校によって、紺色、空色、黒色、緑色、黄土色、赤色などがある。
個人的には、我がマンション隣接のイスラム系小中学校の児童生徒が着用している深緑色が好いなあ。
赤スカートの女生徒にも出会ったけど、女子校なのでしょう。
男子生徒が赤ふんどしならぬ赤半ズボンじゃサマにならない。
よく見ると、みんな頭に赤いリボンを結んでいる。
まさか、リボンまで制服の一環じゃないですよね。
流行(例えばミニ・スカート)を追って反抗的態度をみせるわけでもなく、許される範囲内で工夫したおしゃれを愉しむ。
流行に振り回されて物議を醸し出す日本の女子高生より、遙かに大人だな、と感心しました。
まあ、私奴の偏見に満ちた勝手な判断ですけどね。
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