昨日から、タイ國チェンマイに来ております。
昨夜はホテルに一泊しました。約束したはずのお出迎えが空港に来ておらず、頭から湯気を立ち昇らせて怒り心頭に達しながら、独りタクシーでホテルへ。運ちゃんが急に空地で止めるので何ごとかと思いきや、立小便。ほっとした表情で、武者奮いしながら運転席へご着席なさった。ホテルで風呂に入ろうとしたところ、今度はバスルームの扉が突然開かなくなり、熱湯浸しになるなど、さんざんな一日でした。
ところで、部屋の机の引き出しの中に「聖書」と並んで「和英対照仏教聖典」(財団法人仏教伝道協会発行)というのが備えてありました。普段、読む機会などないので、暇だから目を通してみました。
これはすばらしい。「ほとけ」「おしえ」「はげみ」「なかま」の四部構成でした。特に「なかま」のうち、第二章「生活の指針」の、第一節「家庭のしあわせ」、第二節「女性の生き方」、第三節「もろ人のために」は、『教育勅語』の原型とも思える内容になっていました。
タイ國と日本の教育上の相似性と違いなどについても、気がついた範囲で、おいおいご報告していきたいと考えています。
2006年12月1日(金)の記事
コメント