岸田首相の訪韓&「ホワイト国」復帰の懸念
放置されたままの「反日」暴挙
松木國俊氏「韓国が謝罪しない限り真の信頼関係は築けない」
5/1(月) 17:00配信/夕刊フジ電子版
岸田文雄首相が来月上旬に韓国を訪問し、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と会談する方向で調整に入った。さらに、経産省は28日、韓国向け輸出管理をめぐり、優遇措置の対象国となる「グループA(旧ホワイト国)」に再指定する方針も発表した。岸田政権は関係改善に前のめりだが、「島根県・竹島の不法占拠」や、「韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件」など、韓国による「反日」暴挙のケジメは付いていない。
「韓国と米国、日本の3カ国の安全保障協力を加速する必要がある」
尹氏は27日(現地時間)、米議会上下両院合同会議でこう演説した。24日からの訪米では、ジョー・バイデン大統領とも首脳会談を行った。
岸田首相の訪韓日程については、来月7、8日の案が浮上している。日韓両首脳は先月16日に東京での会談で、首脳同士の「シャトル外交」の再開で一致していた。
来月19日から広島で開催されるG7(先進7カ国)首脳会議には、尹氏も招待し、日米韓首脳会談も予定している。
岸田首相としては、G7前に訪韓して、米韓首脳会談での成果について説明を受けるとともに、中国や北朝鮮の脅威を踏まえ、安全保障面の連携を加速させる考えだ。
経済面でも動きがみえる。19年以来、韓国を輸出手続き上優遇する「グループA」から除外した措置を取りやめ、対象国に再指定する。
経産省は先月、韓国への半導体関連3品目に関する厳格化措置も緩和した。これで、対韓輸出の規制強化は全て解除されることとなる。韓国側も日本を優遇対象国から外していたが、今月24日に再指定した。
日韓関係は文在寅(ムン・ジェイン)前政権下で「戦後最悪」といわれるほど冷え込んだ。尹政権は「徴用工」訴訟問題で日本企業の賠償を韓国政府傘下の財団が肩代わりする一応の「解決策」を整えた。
ただ、韓国の国防相が3月、レーダー照射事件について、「われわれはレーダー照射はしなかった」と国会で発言するなど、いくつもの「反日」暴挙は放置されたままだ。
朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「岸田政権は拙速に過ぎる。外交は『譲り合い』ではなく自国の国益をぶつけ合う『押し合い』が要諦だ。竹島問題のほか、日本を敵国と見なすようなレーダー照射事件も、韓国が謝罪しない限り、安全保障面で真の信頼関係は築けない。『グループA』再指定も、日本が譲歩したに等しい。韓国の歴代政権を見ても、支持率が下がれば手のひらを返す恐れはある。このままでは、再び『日韓通貨スワップ』の話が浮上する懸念もある。日本に自国の国益に即した態度を崩してはならない」と語った。
【韓国による主な「反日」暴挙】
島根県・竹島の不法占拠
韓国国会議長(当時)による「天皇陛下(現上皇さま)への謝罪要求」
韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件 自衛隊旗(旭日旗)への侮辱
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一、徴用工の合意に関しても韓国の国会で法案成立もしていない口約束みたいなもので、もうすでに韓国政府案に反対を唱える人達がいる。
韓国で政権交代になると必ず蒸し返され、半導体の部品管理も曖昧になる。
なのに岸田は前のめりで、シャトル外交だの下手すれば通貨スワップまでしてしまうのではないかと思ってしまうぐらいに。
マスコミも韓国よりや野党の意見に耳を傾けている岸田政権の支持率を上げている。
二、消えた物資の行き先も再発防止の対策も無い。
根拠もなくグループAに戻したら、韓国が言う輸出規制をしていたことを認め、日本が主張していた輸出管理の厳格化ではないと認めたことに成る。
条約破りと非礼を詫びてもらわないといけないのに、これで許したら世界から日本は笑いものになる。
日本政府の主張は何だったのだ、腰砕け。
最近の報道を見ていると情けないにもほどがあると思う。
三、何考えているんだこのお坊ちゃんは、、、
外交成果を上げたい一心なんだろうが、まともな考えではない。
反日教育を辞めたわけでも、竹島を返したわけでも、レーザー照射を謝罪したわけでもなく、慰安婦問題、徴用工問題を日韓合意により終わった問題と出来たわけでもなく、違法出荷の規制を厳しくしたわけでもないのに、ホワイト国への復帰って、この総理の頭の中がホワイトなんだろう。
まずは一つ一つ解決させてからでないといけない事が理解できないのなら、総理は辞めるべきだと思います。
こんな国益を損なう決定を平気で出来る総理は、日本の総理としては相応しくない。
早くとっとと退陣願いたい。
退陣要求致します。
自民党支持者の方々、良い加減にこの人を止めて下さい。
この人が総理の間、馬鹿の一つ覚えの様にインバウンド需要だけに頼り、日本の国益は損なうだけだということが御理解出来ないのだろうか?
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日本に非友好的な中国・韓国・北朝鮮を〝特定亜細亜(略称「特亜」)三国″と名付けたのは所謂「2ちゃんねる掲示板」で、パソコン通信華やかなりし20世紀末から今世紀初頭にかけて政財官学マスコミ界人でない普通のインターネットユーザー間で認知されていた。現代に於ける非友好国は、世界広しと言えど特亜三国+ロシア(旧ソ連)ぐらいだろう。
このことは、今日主流となっている〝専制独裁国家対自由民主国家群″の対立説とは大きく異なる構図である。つまり、政治経済的イデオロギーの対立なんかではなく、もっと根深い〝文化の衝突″のような気がする。具体的には、歴史的真実(ファクト)を覆したい勢力が垂れ流す噓八百(フェイク)プロパガンダに過ぎないということだ。
要するに日本文化と支那文化は、真逆と言ってよいほど正反対なのだ。『古事記』の記述に准えるなら、シラス(日本)文化とウシハク(支那・朝鮮)文化と言い換えてもいい、尤も、シラス思想は我が日本独自の考え方だから、諸外国は概ねウシハク思想に立脚していることになる。日本の精神文化と外国のそれを峻別する格好の語に本居宣長の「大和魂(やまとごころ)」に対する「漢意(からごころ)」がある。狭義には支那(中国)を指す語だが、広義には西洋を含む外来思想全般を指す言葉として用ゐられることが多い、
【シラス】-知らす・治らす・統らす-
・出雲系(≒渡来人)に対する高天原系(≒縄文人)の統治形態
・万物を自然界全体の共有財産とする考え方
・私より公を優先する互助互譲互恵型分ち合いの利他主義的社会
[利他主義]=利己主義に対して、他人の幸福や利益を第一とする考え方。
【ウシハク】-主佩く-
・高天原系に対する出雲系の統治形態
・万物を主(あるじ)の所有物(私有財産)とする考え方
・公より私を優先する弱肉強食型奪い合いの利己主義的社会
[利己主義]=社会や他人のことを考えず、自分の利益や快楽だけを追求する考え方。また、他人の迷惑を考えずわがまま勝手に振る舞うやり方。エゴイズム。
【大和魂と漢意】
漢意(からごころ)は、本居宣長が提唱した思想概念・批評用語の一つ。「唐心」の意で同義語として「漢籍意」や「漢国意」などもある。
はかりごとを加えず善悪ともにありのままのさまを尊ぶ大和魂に対して、物事を虚飾によって飾りたて、様々な理屈によって事々しく中華思想を正当化したり、あるいは不都合なことを糊塗したりする、はからいの多い態度を指す。
本居宣長は『源氏物語』や和歌の研究を通して、「人間のあるがままの感情を、善悪の倫理的な判断に及ぶことなく、そのままに肯定することが文学、ひいては人間のあるべき姿である」と考えるに至った。これは、当時の社会にあっては、文学を幕府から開放する極めて先鋭な文学意識であり、「大和魂」と「漢意」の研究によるその思想体系は、後世の国文学に大きな影響を与えた。
宣長の漢意論は精神的・文化的側面から論じられているところに特色があるが、宣長独自の文献批判に基づく外交史『馭戒慨言』においては、文化面だけでなく政治・外交面においても日本人として自立した価値観を持つことを訴えている。しかし、宣長の没後に欧米の異国船来航が始まって以降、外交関係が変化するに伴って、同書は「現実の外交を論じたもの」として拡大解釈されるようになっていく。
「シラス」は我国独自の考え方だが、戦前統治していた台湾や南洋庁(パラオ)などはもとより、欧米先進国を中心としてその高邁な精神に共感や関心が高まっている。戦後親日と反日の両極端に分かれた台湾と韓国・北朝鮮でも解るとおり、世界の趨勢は〝奪い合い″から〝分ち合い″へと変化しつつあるのだ。そういう意味で、特亜三国やロシアなどの独裁国家は時代に取り残された亡国路線を歩んでいると言えよう。
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