佐渡金山の推薦決定、韓国主張を撃破せよ
世界遺産登録へ「歴史戦チーム」復活
…証拠を挙げ「ファクト」で押し返せ
安倍氏が岸田首相にエール
1/29(土) 17:00配信/夕刊フジWEB版
岸田文雄首相は、「佐渡島の金山」(新潟県)について、ユネスコ(国連教育科学文化機関)世界文化遺産への推薦を決断した。韓国側はこれまでも「強制労働があった」と根拠もなく反発してきたが、早速、推薦撤回を要求してきた。岸田政権は官邸内に「歴史戦チーム」を設置し、「歴史の真実」を国際社会に訴え、国益を守り抜く構えだ。
「本年、申請を行い、早期に議論を開始することが登録実現への近道であるとの結論に至った」
岸田首相は28日夜、こう語り、2月1日に閣議了解する方針を示した。
来年6月にユネスコの「世界遺産委員会」での登録を確実にするため、岸田政権は官邸内に、滝崎成樹官房副長官補をトップとする省庁横断型の作業部会(タスクフォース)を設置する。韓国などから疑義が呈された場合、一つ一つ証拠を挙げて反論する、いわば「歴史戦チーム」だ。
これには前例がある。安倍晋三政権時代の2015年、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録が決まった。韓国はこのときも、長崎市の端島炭坑(通称・軍艦島)で「強制連行があった」と反発してきたが、安倍元首相は「歴史戦チーム」を立ち上げて、対峙(たいじ)した。
安倍氏は、夕刊フジの取材に、「いまこそ、新たな『歴史戦チーム』を立ち上げ、日本の名誉と誇りを守り抜いてほしい」(26日発行)と、岸田首相にエールを送っていた。
これに対し、韓国は反発した。韓国外務省の崔鍾文(チェ・ジョンムン)第2次官は、相星孝一駐韓大使を呼び、抗議してきた。
韓国外務省は「佐渡金山は第2次世界大戦時に韓国人(朝鮮半島出身労働者)が強制労働の被害にあった現場だ」などと主張した。
ただ、当時の労働環境をまとめた資料『佐渡鉱山史』(大平鉱業佐渡鉱業所)や、佐渡鉱業所『半島労務管理ニ付テ』などには、「日本人と朝鮮人労働者はおおむね同一の賃金で、複数回の賞与が支払われた」「無料の社宅や寮があり、米やみそやしょうゆの廉価販売があった」「運動会や映画鑑賞会など、娯楽機会の提供があった」などと記されている。
岸田政権は、韓国を含めた世界各国に冷静に事実を伝え、理解を求めていくしかない。
コメント総数;385
一、韓国も阻止のために世界対して歪曲したことを事実のように伝えようと必死になるはずなので、韓国のこういう行動を逆手に取って、歴史問題で日本の正当性、韓国の謂れなき事実を世界に流布していることを国際社会に知らしめる場にするぐらいのしたたかな対応を期待したいのですが、岸田首相、林外務大臣でできるのか不安な部分もある。
日本の国益のために尽力してくれると信じています。
二、自民党の岸田文雄首相に対する圧力が効いた様だ。
坊ちゃん気質の首相には自民党の圧力が良い。
記事の様に日本はきちんと世界にアピールしないと駄目。
自民党は外交には首相に圧力を掛け続けよ。
三、タイトルを見れば勇ましいが・・・ねぇ。
桜井よしこ氏や高市さなえ氏がメンバーに入れば頼りになると思うけど。元気なら石原元都知事も強力なんだけどな。
けど、異常な国を相手にしなきゃならないんで、こういった姿勢が常に必要だと思います。
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何かにつけて右顧左眄するのは、岸田総理に確固たる思想信念がない(おのれの意思・定見がない)からではないかと思う。「ない」が言い過ぎなら「乏しい」に止めてもよいが、何かをしたくて総理総裁になったわけではなく、単純に総理総裁になりたかっただけ、がホンネだろう。手段を目的にするから、こういう為体に陥ってしまったのだ。失礼ながら岸田氏は、端から〝総理の器″ではなかった。
昨年秋の自民党総裁選からウオッチしてきたが、名乗りを挙げた高市早苗氏、岸田文雄氏、河野太郎氏のうち、河野氏が最有力視されていた。最終局面での野田聖子氏出馬は、反河野陣営が仕掛けた政治戦術という観方もあった。一人でも候補者が多ければ票が分散して決選投票になる公算が高いからだ、案の定、河野氏と岸田氏の決選投票になり、高市陣営の票が岸田氏に流れて岸田総裁誕生、が一連の流れである。
保守派の多くは、総裁選を親米・親中どちらか、という余りにも偏った視点で見過ぎた。当の中国共産党にしてみれば、高市氏以外なら誰でもよかったのだ。中共は高市総理誕生を極度に怖じ恐れ、他三候補は完全に舐められていたのだ。中共が恐れた最大の理由は、高市氏を真正の「国士」と認めたからに他ならない。私利私欲・党利党略などないゆゑに、中共得意の恫喝が効かないばかりか、マネートラップ、ハニートラップなどにも引っ掛かってくれず、あらゆる権謀術数の施しようがないのである。
現に、高市氏は靖国神社参拝、蔡英文総統とのリモート会談など中韓北が嫌がることのやりたい放題。それでも批判がましいことが何一つ言えなかったのが、中韓北の実像なのだ。
西郷ドン曰く
命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。
この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり
もう一つ。
己を利するは私、民を利するは公、公なる者は栄えて、私なる者は亡ぶ
習近平・文在寅・金正恩は、西郷ドンのお説教を肝に銘じるがいい。
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【追伸】
「世界を読む」西岡力氏解説、岸田政権は歴史戦から逃げるな
2022.01.31公開/チャンネル正論
習近平総書記「世界で最大の幸福は国民の幸福のために奮闘すること」
人民網日本語版 2022年01月31日15:27配信
中国共産党中央委員会と国務院は30日午前に北京の人民大会堂で2022年の春節団拝会(旧正月<2022年は2月1日>の新年会)を開催した。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は重要演説を行い、党中央と国務院を代表して、全国の各民族の国民、香港特別行政区の同胞、澳門(マカオ)特別行政区の同胞、台湾地区の同胞、海外在住の同胞たちに新年の挨拶を述べた。中央広播電視総台の中央テレビニュースが伝えた。
習総書記は、「世界で最大の幸福は国民の幸福のために奮闘することに勝るものはない。心の中で常に国民を思い、手の中には真理を握りしめ、この世の正しい道をしっかりと踏みしめる。私たちにはそのための十分な自信があり、十分な力がある」と強調した。
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