アメリカ人の56%が「20日の就任式前に
トランプ大統領は免職されるべき」と考えている
1/13(水) 8:10配信/ビジネスインサイダー・ジャパン
暴徒化したトランプ大統領の支持者らが連邦議会の議事堂を占拠した後、1月8日から9日にかけて実施されたABC News/Ipsosの世論調査では、56%のアメリカ人が1月20日の大統領就任式の前にトランプ大統領は免職されるべきだと考えていることが分かった。
1月6日の議事堂の占拠をめぐっては、自身の支持者らを煽ったとトランプ大統領は非難されている。
ABC News/Ipsosが実施した最新の世論調査によると、アメリカ人の半数以上がトランプ大統領は1月20日の大統領就任式の前に免職されるべきだと考えている。
調査は暴徒化したトランプ大統領の支持者らが連邦議会の議事堂を占拠した後、1月8日から9日にかけて実施された。
その結果、調査に回答したアメリカ人の約56%が、バイデン次期大統領が20日に就任する前にトランプ大統領は免職されるべきだと答えた。
トランプ大統領はバイデン氏が勝利した選挙結果は間違いだと根拠のない主張を数週間にわたって繰り返し、自らの支持者らを煽った。大統領の支持者らは連邦議会の議事堂に突入し、議員らは警察が現場の安全を確認するまで避難を余儀なくされた。
この暴動で、警察官1人を含む少なくとも5人が死亡した。11日には、大統領が「暴動を扇動した」として下院民主党がトランプ大統領の弾劾決議案を提出した。
2020年のアメリカ大統領選挙では、11月の一般投票でバイデン氏が306人の選挙人を獲得し、トランプ大統領に勝利した。この結果は手続きにのっとって、1月6日に連邦議会で最終確定した。
今回の世論調査では、回答者の53%がこの国の運営をバイデン氏に任せると答え、67%が今回の暴動はトランプ大統領のせいだと答えた。
ただ、バイデン次期大統領の就任式の前にトランプ大統領が免職されるべきだと考えているのは、民主党支持者では94%にのぼったが、共和党支持者ではわずか13%だった。
共和党支持者の61%は、今回の暴動についてトランプ大統領は何も間違ったことはしていないと答えている。また、共和党支持者の約3分の1は、1月20日までさほど日数が残っていないため、トランプ大統領を免職しようとしても意味がないと答えた。
暴動の翌日、トランプ大統領は1月20日の大統領就任式の日には「秩序ある政権移行」がなされるだろうとコメントした。だが、密室ではそれを覆し、自分は辞めないと明言したという。
今回のABC News/Ipsosの世論調査は、18歳以上の570人を調査した。
調査結果について、Business Insiderはホワイトハウスにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
[原文:A majority of Americans now believe Trump should be removed from office before Biden's Inauguration Day, new poll says]
(翻訳、編集:山口佳美)
コメント総数;155
一.タイトルだけでなく、きちんと記事の内容を読んでみると。
アメリカの分断というものが、とても強く伝わってきますね。民主党支持者と共和党支持者で、ほんとうにまったく意見が剥離していて。タイトルにあるトランプ大統領の免職についても、支持する党派によって意見にものすごい差があるのがわかります。こういうのを見ていると。
日本のメディアは伝統的に向こうのリベラル系メディアと仲が良さそうでそれを非難するつもりもありませんが、保守系メディアの報道も積極的に仕入れて、全体を見渡したうえでの報道を日本にもたらしてくれることを期待したくなります。
二.驚くべき事に98%が罷免されるべきと考えているわけではないのだ、たった56%なのだ。つまり44%はトランプを支持していると言っても過言ではない。もはやこれはアメリカの分断だろ
三.バイデン次期大統領の就任式の前にトランプ大統領が免職されるべき
民主党支持者では94%
共和党支持者ではわずか13%
タイトルにするなら、こっちでしょw そもそも、アメリカの「メディア」はめちゃ偏向してるから。今回の大統領選で、想像以上なのがわかった。
この記事を読んで、まず頭に浮かんだのが基督教の聖典(バイブル)としての『新約聖書』である。キリストの弟子たちによって、イエス・キリストの生涯(?)が書かれている。数々の奇跡を行ったというのは、異教徒にとって「事実」とは信じ難いが、要はなぜ磔刑に処せられたかということ。実質上、同胞ユダヤ民衆によってなのである。バッハ『マタイ受難曲』の〝ピラトの審問″場面での不協和音が「愚民」の恐ろしさを助長する。当たり前だが、当時キリスト教などなく、所謂『旧約聖書』=ユダヤ教だった。
民主主義の脆弱性は、人間の「弱さ」「愚かさ」といった負の側面が全く考慮されない点だ。敵対勢力(グローバリスト)は、容赦なくそこを衝いてくる。簡単にハニートラップ、マネートラップに引っかかるほうも情けないが、それが現実だ。西郷ドンの【カネ(財産)も名誉(地位)も命も要らない始末に困る人間でなければ大業は成し得ない】所以でもある。つまり、賢人でも愚人でもない、圧倒的大多数の凡人(普通の民)こそが〝未来へのカギ″を握っているのだ。
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