少女像の撤去、ベルリンの区が指示 韓国系の市民団体に
10/9(金) 19:11配信/朝日新聞電子版
ベルリン市のミッテ区は8日、在ドイツの韓国系市民団体「韓国協会」が区内に設置した慰安婦を象徴する少女像について、設置許可を取り消し、14日までに撤去するよう求めた。区は「政治的、歴史的に複雑な二国間対立をドイツで扱うのは不適切だ」とした。
少女像は9月28日、区から1年間の許可を得て「平和の像」として、住宅街にある公園前に置かれた。像や慰安婦を説明する碑文も添えられた。ドイツでは他にも同様の少女像が置かれているが、公共の場では初めてという。
フォンダッセル区長は声明で、少女像の設置を承認する過程では戦時中の性暴力に反対する趣旨と受け止めていたが、実際には「旧日本軍の行為のみを対象とし、日本やベルリンでいら立ちを招いた」と指摘した。ミッテ区には100カ国超の出身者が住んでおり、地域の調和を損なわないために「国同士の歴史的対立について、特定の立場を取るのは慎まねばならない」とした。
韓国協会は「区は日本政府を喜ばせるため、虚偽の説明をしている」などと反論するコメントをホームページに載せた。
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政府の働きかけ奏功、韓国の動きは巧妙化 独の慰安婦像撤去
10/9(金) 20:00配信/産経新聞電子版
ドイツの首都ベルリン市ミッテ区で先月、韓国系市民団体が中心になって設置した慰安婦像について、地区当局は8日、設置許可を取り消し、14日までに撤去するよう求めたと発表した。政府が、慰安婦問題について最終的かつ不可逆的な解決を確認した平成27年の日韓合意の趣旨などを丁寧に説明したことが奏功した。ただ、韓国側の動きは巧妙化しており、粘り強い対応が欠かせない。
同区のシュテファン・フォンダッセル区長の声明によると、慰安婦像は芸術作品として設置が申請され、「戦時における女性への性的暴力に対する反対」を表すものとされていた。
だが、実際は「第二次世界大戦下における日本軍の振る舞いのみをテーマにした」ものだったとして「日本国内やベルリンでいらだちを引き起こした」と指摘。区長は「区が国家間の歴史的な論争で一方に肩入れすることは避けねばならない」との見解を示した。
ドイツでは自治体の権限が強い。外務省は今回、在独日本大使館などを通じ、政府だけでなく区も含め、日韓合意や日本の立場などの説明を重ねた。“敵失”もあった。ベルリンの像の製作費などを支援した韓国の慰安婦団体は不透明な会計処理などの疑惑が浮上し、国内外で厳しい目が注がれている。日本側はこうした経緯も説明したとみられる。
さらに茂木敏充外相は2日、マース独外相との電話会談で、「東西分裂から一つの街が生まれ、さまざまな人が共存するベルリンに像が置かれることは適切ではない」と、撤去を強く要請した。マース氏も「日本の強い懸念は理解した」と応じたという。茂木氏は9日、産経新聞の取材に「適切な対応がなされた。歓迎したい」と語った。
公共の場に設置された慰安婦像が撤去されれば、2018年のフィリピン・マニラ以来となる。安倍晋三前政権は歴史認識をめぐる対外活動を強化し、菅義偉政権もこうした方針を継承している。今回も外務省と官邸が連絡を取り合いながら対応した。
今回、外務省は外相会談のやり取りなどの公表を避けた。撤去に向けた動きを韓国側に察知され、妨害が入ることを防ぐためだ。日本側の目をすり抜けるため除幕式の案内を直前まで出さないなど、韓国側は「動きをステルス化している」(外務省幹部)という。
私有地に設置された像の撤去は難しく、韓国系住民が一定数を占める地域では自治体の理解を得にくいのも実情だ。政府は対外発信の強化など継続的な取り組みが求められる。
(田村龍彦、石鍋圭)
コメント総数;93
1.自己の主張を押し通すためなら、相手の立場も迷惑も全く考えない。だから世界から孤立していく。日本が散々甘やかしてきたから、世界に対してもそれが通用し当たり前だと思ってしまっている。日本は今後、いっさいこの国とは関わらない事だ。
2.韓国に対する不快感について考えてみたんだけど、要は日本人だったら自然に育成過程で身に付く「事実に基づく行為」とか「嘘をつかないこと」、また「他人に嫌がらせをしない」などの道徳がまったくないことなんだよね。しかもIT先進国と言われながら、それを使いこなすはずの若者すら自分たちの偽りの歴史を見つめ直すことができないんだから、まったく救いようがないし不快であるだけでなく、ある意味不気味でさえあるわけだ。
3.結局、ベルリンは韓国に騙されたことに気が付いたという結果になったので、日本にとっては良い事例が出来たと思います。こういった韓国側の騙しの手口を知らせて注意喚起するなどして、今後もしっかりとした対応を望みます。
韓国の影が一段と薄くなっていることを示す記事だ。現に、自国のネガティブニュースなので、韓国メディアは一切報じていない。想い出すのがチェコ訪台団代表ミロシュ・ビストルチル上院議長が発した『自由、真実、正義こそが最高の剣であり、鎧だ』との言葉。
我国マスコミは、『自由、民主、人権、法治』が西側諸国の共通価値観であるかのように喧伝しているが、的外れだと思う。事実、韓国が主張する【従軍慰安婦問題】なる反日プロパガンダは、慰安婦の「人権」を問題視しているわけだ。しかし、人権に反すると韓国が主張する「性奴隷」も「強制連行」も「賃金不払い」などの行為を示す歴史的史料は一切ない。つまり、全て嘘八百の捏造でしかない(=「真実」に反する)。しかも、韓国の我国に対する【歴史問題】は尽く〝反日ビジネス化″しているが、当の被害者には殆どカネが渡らず、組織幹部に不正搾取されているのが実態である。つまり、【正義】もヘチマもあったものでないのだ。
ビストルチル上院議長が【自由】【真実】【正義】と述べたのは、真にこのことである。ご参考のため、それぞれの対義語を示しておこう。。
自由↔抑圧・統制・強要・責任
真実↔虚偽
正義↔不義・悪・悪徳
我らが戦うべき真の敵は、共産主義や社会主義といったイデオロギーではない。【自由】【真実】【正義】に逆らう者(集団・国家を含む)との戦(いくさ)である。戦前・戦後で大きく異なるのは、「正義感(=反骨精神)」であろう。大和ごころの三要素「仁愛」「真心」「勇気」のうち、「勇気」に繋がる気概である。これを失くすと全ての良さを失うと言われるほど重要な感性である。
>韓国協会は「区は日本政府を喜ばせるため、虚偽の説明をしている」などと反論するコメントをホームページに載せた。<
最近話題の、〝「日本学術会議」新会員6名任命されず″に対する左巻き学者・メディアの支離滅裂な反論みたいで笑ってしまう。ベルリン市ミッテ区が「虚偽の説明」? そもそも「従軍慰安婦」そのものが「虚偽」ではないか。
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