昨11日、台湾総統選挙で反中国色を強める蔡英文氏(民進党)が圧勝した。香港民主化運動も影響したとみられる。
圧勝の蔡氏、「民主主義の証明」
支持者ら、喜びの気勢上げる
1/12(日) 5:45配信/共同通信
【台北、高雄共同】「台湾の人々が民主主義を重んじていることを証明した」―。台湾総統選で再選された民主進歩党(民進党)の蔡英文総統は11日夜、台北市の選挙本部でこう強調した。集まった支持者らは「総統、頑張れ」と声をそろえて叫び、喜びの気勢を上げた。
選挙本部周辺は詰め掛けた支持者らで埋め尽くされた。蔡氏がステージ上に現れ「今日、私たちは民主と自由を守った。明日から一緒に全ての困難を克服しよう」と呼び掛けると、大きな拍手が起きた。
香港で続く抗議デモをきっかけに中国への反発から蔡氏に投票した人も多く、「香港頑張れ」というシュプレヒコールも上がった。
コメント総数;394
1.台湾の民主主義の勝利!日本の親友、台湾の自由と独立が守られた事を心よりお祝いします。と同時に、香港の方々も時代遅れの圧政から自由と民主主義を勝ち取れる事を祈ります。
2.蔡英文総統再選おめでとうございます。
NHKは韓国瑜が追い上げてるとか朝日は支持率は嘘の回答してるとか不安を煽る様な報道でしたがやはりフェイクでしたね。
3.本当によかった。
皆さんの身の回りにある日米メーカー製のパソコンや液晶テレビ、スマホなど電子機器は、基本設計は日米だけど製造工程は台湾企業というものがたくさんあります。
台湾の独立性は日米の経済にとっても重要な話です。
香港民主派、再選歓迎
一国二制度に「ノー」
台湾総統選
1/12(日) 7:04配信/時事通信
【香港時事】香港では11日、台湾総統選での民進党・蔡英文氏再選に歓迎の声が上がった。
反政府抗議活動を続ける香港民主派と、台湾の蔡氏支持者は、中国共産党の強硬姿勢に反発し連帯する「同志」。中国の習近平政権が掲げる一国二制度による中台統一に「ノー」を貫く蔡氏は、香港市民の人気も集める。
香港のデモ参加経験者の30代女性は「デモ隊全員が蔡氏を支持しているはずで、再選はうれしい」と笑顔。「中国の一部になりたくない、『民主』の側にとどまりたいという気持ちを、多くの香港人と台湾人が共有している」と話した。
蔡氏は選挙期間中、たびたび香港情勢に触れ、「香港の若者が血と汗を流して一国二制度は不可能だと示してくれた」と訴えた。これに呼応する多くの香港市民が台湾まで応援に駆け付け、蔡氏の集会では香港デモの定番スローガン「光復香港、時代革命(香港を取り戻せ、革命の時だ)」と書かれた旗が翻った。
香港では11日、大規模デモは行われなかった。市民からは「熱心なデモ隊は台湾入りしているため」という声も聞かれた。
蔡氏再選は、香港の抗議活動を後押しする可能性がある。中国系香港紙・文匯報は11日の論評で、「『台湾独立派』と『香港独立派』の合流は最終的に台湾と香港を害する」と警戒感を示した。
コメント総数;10
4.中国共産党のことなので少しも怯むことなく、
香港で弾圧がひどくなる可能性があるから気を付けてください、
体を大事にお願いします。
5.本当に良かったですね!!親日の台湾の方々の平和が、いつまでも続くことを心から願っています!!!
6.国交を結ぶなら台湾と結んで欲しい。隣の粘着気質の国とは断交方向で!
戦後の混乱期を知らない若い人にとって、中台関係は分かりづらかろう。正式国号が「中華人民共和国」と「中華民国」なら、同じ民族同士と思うかもしれないが、そうではないのですよ。1945年、大日本帝国軍(皇軍)の敗戦により、日本は「台湾」の領有権を放棄した。この機に乗じ、国民党と共産党の内戦状態だった大陸から中国国民党軍がやってきて台湾を占領した。その後、内戦に敗れた国民党が台湾に逃れて「中華民国」を名乗った。大陸では共産党が「中華人民共和国」成立を宣言した。台湾人の意思に関わりない国家形態が今も続いているということ。台湾人=中国人ではない。戦後、台湾は中国人(国民党)によって国を丸ごと盗まれたのである。
台湾と香港では、歴史的経緯が異なる。香港は阿片戦争の結果、英国が大清帝国(満州族王朝)より99年間の約束で租借(借りる)していたに過ぎない。期限がくれば貸主(共産中国とするには異論があるが)に返還するのが当たり前。けれども、台湾は日清戦争の結果、日本に割譲(譲り渡す)されたのであって 先の敗戦で日本が領有権を放棄させられた時、(日本からの)独立を含む台湾の帰属先は台湾人自身が決める問題であった。従い、台湾独立宣言をしていれば、今日のような問題は生じなかったはず。ところが、ドサクサに紛れて中国国民党が占領してしまったので話がややこしくなった。
大陸の共産党政権が国連加盟の際、台湾が追放されたのは、「中華民国」の国号がネックとなったからだ。つまり、国際社会が大陸の共産党政権を「中国」の正統政府と認めた以上、それまで「中国」代表とされてきた「中華民国(台湾ではない)」が立場を失くすのもやむを得まい。結果として、気の毒なのは台湾国民である、本来は部外者たる中国人(共産党と国民党)同士の内紛に巻き込まれたのだから。
余事ながら、南北朝鮮も台湾も戦前は日本領だった。したがって自分の子供時分、固有名詞は日本語風に呼称していた。台北(たいほく)市、高雄(たかお)市、京城(けいじょう)市=ソウル、平壌(へいじょう)市、開城(かいじょう)市、蒋介石(しょう・かいせき)、張学良(ちょう・がくりょう)、李承晩(り・しょうばん)、金日成(きん・にっせい)など。なお、北京(ぺきん)市、南京(なんきん)市、香港(ほんこん)などは現地語に近いが、広州(こうしゅう)、杭州(こうしゅう)、昆明(こんめい)、重慶(じゅうけい)、武漢(ぶかん)、旧満州一帯の大連(だいれん)、旅順(りょじゅん)、長春(ちょうしゅん)=旧新京(しんきょう)や毛沢東(もう・たくとう)、周恩来(しゅう・おんらい)、習近平(しゅう・きんぺい)、蔡英文(さい・えいぶん)と未だに日本語読みなのに、南北朝鮮だけ、なにゆゑソウル市、ピョンヤン市、ケソン市、李承晩(イ・スンマン)、金日成(キム・イルソン)、金正恩(キム・ジョンウン)、文在寅(ムン・ジェイン)と現地語読みに改めたのだろう。
コメント