「韓国が嫌いな日本人」を世界はどう見ているのか
1/24(金) 6:31配信/現代ビジネス
~全4頁中前3頁を省略して引用~
こうした状況をふまえたうえで、米シンクタンクのCSIS(戦略国際問題研究所)環太平洋支部理事のブラッド・グロッサーマン氏は「日本人はこれ以上、感情面で韓国と同じテーブルにつかないほうがいい」と言う。
「日本人は韓国人にこれ以上敵として、嫌悪感を抱いてはいけません。韓国は国内の統治に問題が起きるとその憤懣が日本に向けて噴出しやすい国です。しかし、同時に日本と多くの利益と目的を共有するパートナーでもある。
相手と同じ行動をとるのではなく、『共通の基盤』を見出せるまで、辛抱強く超然とした態度をとるべきでしょう。攻撃的な言動をされたからといって、同じ行動をそのまま返すという安易な態度は慎むべきです」
元米国防次官補のジョセフ・ナイ氏は「日本の人々は『嫌い』という感情に基づいて行動している場合ではない」と警鐘を鳴らす。
「これまでは、日韓の歴史的な論争が再燃するたびに、同盟国であるアメリカが水面下で状況を鎮静化し、緊張を緩和するために動いてきました。
しかし、最近両国間で起こった数々の衝突については、トランプ政権は自国のことにかかりっきりでうまく処理できていない。これは、極めて危機的な状況です。
なぜなら、若い独裁者が核兵器やミサイルを追求している北朝鮮と、政治経済の両面で台頭し続けている中国というスーパーパワーに対処するには、日米韓が協調し行動する以外に道はないからです。
いまこそ、過去を見るのではなく、未来にフォーカスしなければいけない。両国の国民は『大人』にならなければいけません」
世界の知性たちは、日韓の対立と、互いを嫌い合う感情の行く末を、極めて冷静に見つめている。
「週刊現代」2020年1月11日・18日合併号より
週刊現代(講談社)
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1.記事は長くて全部を読んでいないが、敵対行為をしてくる相手を好きになれと言われても無理。嫌いになって当たり前。これは、個人の人間関係にも当てはまる。
2.「日本の保守エリートは何十年にもわたり、日韓関係の緊張を解くことに失敗してきた」
確かに、ガツンとやっておくべきだった・・・。
3.> 相手と同じ行動をとるのではなく、『共通の基盤』を見出せるまで、辛抱強く超然とした態度をとるべきでしょう。
そもそも日本と韓国が『共通の基盤』となる価値観を有しているという時点で間違っている。日本の事も韓国の事もろくに知らないまま仲良くしようと外から言うだけで中身を見ようとすらしていない意見では全く説得力がない。むしろ日本が大人の対応を見せ続けてきたからこそ韓国の今に至る増長があるという事例もありながら、大人になるべきと発言するのは何を持って言える事なのだろうか。
牛の涎みたいに長文だが、中身のない記事である。韓国人の「反日」と日本人の「嫌韓」を同一視して論じること自体がそもそもの間違い。「反」とはアンチ(Anti-)、即ち対手への反対や反抗・抵抗の意思を表す接頭語。これに対する「嫌」は、単なる感情(Emotion)の一つに過ぎない。
例えば、米国に対する「反米」「親米」はよく耳にするが、「嫌米」など聞いたことがない。なぜか。コトが「感情」ではないからだ。好き嫌いとは別に、米国の或る政策・主義主張・歴史観などに異を唱えるのが「反米」なら、米国の諸々を無批判に受容するのが「親米」(または「従米」)となる。したがい、西部劇ファンだからといって即「親米」とは呼べない。なぜなら、インディアン(先住民)を虐殺する描き方に反対の場合もあるからだ。何がどうあろうと米国が嫌いな人のみが、「反米」に非ずして正真正銘の「嫌米」と言えよう。
以上が韓国人の「反日」を「嫌日」と呼ばず、日本人の「嫌韓」を「反韓」と言わない理由である。
つまり、韓国人は必ずしも日本が嫌いなわけではなく、韓国歴代政府の反日政策や反日教育に踊らされているだけなのである。論より証拠、日本転覆を企図する秘密諜報員(スパイ)でもない限り、嫌いな我国に居着いたり(在日韓国人)、大挙して来日したりするはずないではないか。むしろ、韓国政府主導の「不買運動(NoJapan)」の煽りを受けて、日本好きだが国是(?)には逆らえず、どちらに従うべききかと日々苦悶する韓国民も少なくないと思う。【面従腹背】は、このような意に反した統治下によって生み出される。
余事ながら、現役時代に学んだことがある。労働組合に関わっていた頃、共産党系顧問弁護士からである。『意に反する人事異動・配置転換を受けたら、抗議するより会社の意図を無効化しろ』と。具体的には、重労働や閑職(左遷)に回されても嬉々として精勤せよ、ということ。仮に懲罰や見せしめ人事とすれば、せっかくの権限(権力)を行使しながら、逆効果とあっては地団駄踏んで悔しがるしかない。これぞ【面従腹背】の極意(?)である。
*ご参考*
「反韓」より「嫌韓」のわけ(昨年11月28日付記事)
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