「嫌韓」は、我国独自の”造語”と思いきや、世界中に嫌韓感情が蔓延しているらしい。「反韓」でなく「嫌韓」と呼ばれるところがミソ。つまり、「反(anti-)」なら或る事象に反対の念を表す接頭語だが、「嫌(hate=いわゆるヘイト)」は人々の感情である。したがって、「嫌いなものは嫌い」と言うほかない。「好きになれ」と言われても、思想信条より遥に曲げ難い。理窟ではないのだ。
因みに「嫌日」という語はないが、日本嫌いな国を想像するに、世界広しと言えども中国・韓国・北朝鮮だけしかないのではないか。それも「反日教育」の成果(?)に過ぎず、面従腹背でしか生きられない圧政国家の悲しい性ともいえる。この三国を「特定亜細亜(略して特亜)三国」と呼ぶそうな。
嫌韓は、韓国国民や韓国系の人々による国内外の言動への嫌疑・不信・嫌悪感情。日本や中国などのアジア諸国、ドイツをはじめとした欧州諸国でも著名に認知されている事象である。差別的な感情も含むとの意見もある。日本では2005年頃に「マンガ 嫌韓流」の書名により、広く知られるようになった。対義語は親韓。中国語では反韓情緒、反韓主義 、英語圏では Anti-Korean sentiment といわれるが、これには朝鮮民主主義人民共和国も含まれる。
国別「嫌韓度」=嫌感が好感を上回る国(日本・台湾・香港などを除く)
2017年英国BBC放送調査
1位⇒中国 71% 嫌韓度46P
2位⇒ドイツ 32% 嫌韓度21P
3位⇒スペイン 42% 嫌韓度18P
4位⇒ブラジル 46% 嫌韓度10P
5位⇒メキシコ 42% 嫌韓度6P
6位⇒ギリシャ 29% 嫌韓度5P
7位⇒パキスタン 22% 嫌韓度3P
8位⇒インド 28% 嫌韓度1P
ドイツの嫌韓感情
ドイツは、世界一韓国嫌いな国といわれている。2013年のBBC調査では、韓国の国家イメージを最も否定的に評価した国の一位はドイツで、その割合は65%にのぼった(2位はフランスで47%で、ほか4割にのぼるのはメキシコ、カナダ、イギリスなど。日本では28%で、アメリカの37%よりも低かった)。その理由として、2002年の日韓ワールドカップで韓国サポーターが「ヒトラーの子孫たちは去れ」と横断幕を張った、2012年のロンドン五輪でもドイツのフェンシング選手のウェブサイトにサイバーテロをしたことなどのほか、1960年代には当時の西ドイツが、また1990年代のアジア通貨危機ではドイツ統一間もない時期にも関わらず韓国を経済支援したものの、現在では韓国企業がドイツの輸出業の脅威になっていることが恩を仇で返されたとして見られていることなどが挙げられている。2011年7月にはドイツのマクデブルクでドイツ人女性が韓国人女性の方にタバコを投げつけ「目が小さい!」と叫びながら殴打するという事件が発生した。2006年5月22日にもマクデブルクで韓国人学生が暴行を受けた。再統一を果たしたドイツにしてみれば、未だ分断国家にある朝鮮半島には『何か問題がある』という印象を持つ傾向がある。
台湾の嫌韓感情
冷戦時代に反共である台湾と韓国は友好関係であり、韓国人の台湾留学生は1000人を超え台湾外国人留学生の半数以上を占めていたほどであった。台湾は1963年に韓国に経済開発五ヵ年計画を資金援助していた。台湾は韓国が1992年に中国と国交樹立する際に、韓国が台湾と断交するのではないかと察し、韓国と幾度となく交渉を行ってきたが、韓国側の答えは「断交などあり得ない」というものだった。韓国は断交を阻止したい台湾に国際市場で売れない韓国車を売り付けた。にもかかわらず、当時アジアで唯一国交を持っていた韓国は台湾との断交に踏み切り、断交したその日のうちに韓国の台湾大使館の保有資産を中国名義に変更した。この時、韓国メディアの論調は「我が国(韓国)の見事な作戦により台湾にその意図を察知されずに断交が行われた」「台湾を捨て、中国と友好関係を結ぶことは我が国(韓国)に絶大なる利益をもたらす」という記事を掲載した。この為、台湾人の対韓感情は著しく悪化した。さらに韓国は台湾の国連加盟やIMF加盟に反対した。韓国は台湾にアジア通貨危機の資金援助を要請ではなく命令しており、「通貨危機に陥っていない台湾は韓国に援助する義務がある」といった理解不能な高飛車な物言いであった。このことは『マンガ 嫌韓流』で述べられている。高雄市議会は与野党が全員一致で、姉妹都市の釜山市と絶縁を決めた。それは台南市議会にも波及し、同じ措置を取ることになった。与野党の対立が激しい台湾でこのような全員一致の決議は非常に珍しいことであり、閉店に追い込まれる韓国焼き肉店が続出し、韓国人ジャーナリストが台湾のタクシーで朝鮮語を話しただけで降ろされたこともあった。
韓国の台湾代表部(大使館領事館に相当)所属外交官の妻である韓国人女性が交通事故を起こした際に日本人を装って誤魔化そうとした事件があった。車が韓国の台湾代表部公用車ナンバー「外0455」であることから嘘が発覚した。この韓国人女性は「台湾の警察はいい加減だから日本人と主張しようと思った」などど主張した。
モンゴルの嫌韓感情
モンゴルを訪れる韓国男性の70%以上が売春ツアーを目的としており、モンゴルでは韓国人が経営する売春目的のカラオケバーが確認されているだけで50件以上にのぼり深刻な問題となっている。モンゴル政府は韓国人による売春ツアーを取り締まるために売春取締法を強化しているが韓国人の経営する売春目的のカラオケバーの活動を縮小させることができていない。また、取締りを逃れるために乗馬クラブやマッサージ店での売春が増加している。空港を降りるとそのまま売春乗馬クラブに直行する姿などが目撃されている。モンゴル人は韓国人の無法行為によって強い反韓感情を持っている。
カンボジアの嫌韓感情
韓国に居住するカンボジア人労動者が韓国人雇用主から虐待を受けた事例があり、カンボジア国内で嫌韓感情が高まった。カンボジア政府は2010年3月、カンボジア人と韓国人の結婚を禁止したとサーチナおよびSAPIOが報じた。
タイの嫌韓感情
韓国ではタイ人が毎年増加しており、2007年14万6792人、2008年16万687人、2009年19万人まで増えた。さらに、移住勤労者も4万3000人余りに達する。タイは韓国人が好んで訪れる観光地で2008年度では、中国、日本、香港、アメリカの次に韓国人が多く訪れた国であった。2010年に英国の公共放送BBCの世論調査で韓国がタイ人から否定的に評価される国1位になった。
2002年4月、タイの新聞各紙は、タイのテレビ局幹部とその家族が観光目的で韓国に入国しようとした際、違法入国者とみなされて入国を拒否され、侮辱的な扱いを受けたことを伝え、「韓国には絶対行くな」と報じた。同様の事例が多数発生しており、タイでは韓国大使館や韓国観光公社への抗議もおこなわれている。
ジャーナリストの山村明義もタイ駐在員の1人の話として、韓国人は自分より弱い人間を虐げる傾向があり、タイ国内でも一部韓国人の驕った態度や暴力に走りやすい粗暴な性格が問題視されていることを紹介している。
2014年には韓国でおこなわれたアジア競技大会のサッカーの韓国戦でタイにとって不公平なジャッジがあったとし、もともとあったタイ人の嫌韓感情に火がつき、YouTubeに嫌韓動画をアップしたり、Facebookに韓国人に対する非難や中傷写真が数多く投稿された。
ベトナムの嫌韓感情
ベトナム戦争時、韓国軍による虐殺、暴虐行為の結果、南ベトナムで数千から数万ともいわれる韓国兵の強姦の結果生まれた子供であるライダイハンを生み出したことへの反韓感情がある。
香港の嫌韓感情
第二次世界大戦中に、日本軍が香港の戦いで香港を占領した際、最初の数日間は平穏無事だった。ところがある日、突然6人の動物のような兵隊が現れ、麻雀をしていた4人の女優を強姦した。女優は日本軍の馬を管理する男達に暴行されたが、この男達は日本軍の朝鮮人兵士だった。香港占領期間中、多くの朝鮮人が日本の軍服を着ていたが、一般の日本人よりも背が高く、日本の正規軍よりも凶暴だった。日本軍占領下の香港ではアヘン販売や売春市場は朝鮮人が中心となって取り仕切っていた。当時、香港住民は日本軍よりも朝鮮人を激しく憎んだようである。
以上、~ウィキペディア日本語版~『嫌韓』より抜粋
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