背番号【40】でまず想い出すのは、“エンディ”こと宮本敏雄外野手(巨人)ですね。「球界の盟主」を自認していた読売巨人軍は、昭和31年から三年連続日本シリーズで戦った我がライオンズの対戦相手。黎明期のテレビ映像で知った美男子顔である。あの時代、“フィーバー”こと平山智外野手(広島【3】/現在球団嘱託スカウト北米地区担当)も同じハワイ出身日系Ⅱ世だったし、流行りだったのかなぁ。なお、“塀際の魔術師”こと平山菊二外野手(東京巨人軍【15】【25】)とは別人。どうも“平山=塀際の魔術師”と記憶しているせいか、つい御両人を混同しがち。大和球士さん(野球記者・解説者/1910-1992/“塀際の魔術師”名付け親)、何とかしてよ。
背番号【40】の系譜-守備/出場無は当該背番号時に限定
01.金子和三郎(内野手/出場無し)・・・1952
02.重松通雄(二軍監督)・・・1953
03.荒岡昭(右投手)・・・1954
04.田部輝男(コーチ)・・・1955
05.今久留主淳(コーチ)・・・1957-1959
06.河野昭修(コーチ)・・・1960-1969
07.玉木春雄(コーチ)・・・1970-1971
08.江田孝(投手コーチ)・・・1972
09.久木山亮(左投手/出場無し)・・・1973-1974
10.春日祥之輔(内野手)・・・1975-1980
11.白幡勝弘(内外野手・捕手/出場無し)・・・1982
12.笘篠誠治(内野手)・・・1983-1986
13.城土大二郎(内野手/出場無し)・・・1988-1992
14.高木浩之(内野手)・・・1995-1999
15.富岡大記(左投手)・・・2000-2002
16.石井義人(内野手)・・・2003
17.藤立次郎(外野手/出場無し)・・・2004
18.クリストファー・ライト(右投手)・・・2005
19.ジェフリー・リーファー(内外野手)・・・2006-2007
20.マット・キニー(右投手)・・・2008
21.山本淳(右投手)・・・2009-2013
22.山口嵩之(右投手/出場無し)・・・2014-2016
23.田村伊知郎(右投手)・・・2017-2019
名前を憶えているのは、「05」「06」「12」「14」だけですね。但し、今久留主、河野コーチは現役選手時代の話。知ってると言っても、苫篠、高木両選手はスター(中軸)選手でなく、完全なバイプレーヤー(脇役)でしかなかった。脇役にも拘わらず憶えているのは、玄人受けする地味かつ堅実なプレースタイルがあったためだろう。そのせいか、両者とも現役引退後は、プロ野球指導者としての道を進んでいる。
背番号【41】となれば、“ナベQ”こと我らが渡辺久信投手ですね。今や頭を禿らかして球団GMに収まっているけれど、現役時分は力勝負に拘ってよく痛打されたなぁ。しかし、汗びっしょりになって熱投するサマは、力投派投手の常として打たれても絵になった。
背番号【41】の系譜-守備/出場無は当該背番号時に限定
01.窪田幸則(外野手/出場無し)・・・1953
02.長坂衛(右投手)・・・1954
03.島田一(?)・・・1955
04.浦田直治(捕手)・・・1957-1964、1966-1968
05.鈴木五朗(内野手/出場無し)・・・1969
06.アーロン・ポインター(内野手)・・・1970-1972
07.乘替寿好(左投手)・・・1973
08.中川信秀(内野手/出場無し)・・・1974
09.松岡高信(右投手/出場無し)・・・1975-1978
10.柴田保光(右投手)・・・1979
11.大石友好(捕手)・・・1980-1981
12.小林誠二(右投手)・・・1982-1983
13.渡辺久信(右投手)・・・1984-1997
14.鳥谷部健一(右投手)・・・1998-2005
15.木村文和(右投手)・・・2007-2009
16.木村文紀(=文和/右投手)・・・2010-2012
17.誠(=相内誠/右投手)・・・2016-2017
18.相内誠(右投手)・・・2018-2019
憶えているのは「04」「07」「10」「11」「13」。もちろん、現役の木村選手、相内投手も知っている。木村選手は野手に転向し、今季は芽が出そう。相内投手はスキャンダルばかりが世間を賑わせたものの、未だ未勝利である。今年こそ活躍せねば栄えあるナベQの【41】が泣く。
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