タイ音楽評の第1回目です。
1.cd ปฏิมากรรมเพลง ชิ้นโบว์แดง 30 ปี นิธิทัศน์ ชุด 5
(CD;ニティタドプロモーション30周年偉大な音楽第5巻)
MediaGoでPCに取り込んだところ、タグ情報がない!かつネット上にも何の情報もなく、16曲入ったトラックリストをいちいち手作業で文字興しするのも難儀なので、パスさせて頂く。นิธิทัศน์(にてぃたど)を直訳すれば「冬景色」という意味になるが、単なる会社名(芸能プロ)に過ぎない。初訪タイ(1989年)の頃はONPAという総合音響メーカーだった。アルバム名からして、創立30周年を記念して、全音源のなかから代表曲がピックアップされたのだろう。
タイ語版ウィキペディアによると、事業開始が仏暦2524年(1981年)とあるから、30周年と言えば西暦2011年に当たる。曲頭部分のみ全曲聴いてみたが、曲感からして全て前世紀(2000年以前)の音源に相異あるまい。それで以て聴き憶えがあるのは、16曲中たったの1曲だけ。トラック2に入っていた次の曲。
ระบำยอดหญ้า(最高の野踊り)
by ดอกไม้ป่า(ドクマイパー=野の花)
子供の囃し歌みたいな曲調だが、決して嫌いではない。原曲はおそらく山岳民族の伝統的民謡か何かなのだろう。YouTube映像では、ソンクラーン(水掛祭り)の様子が出てくるから、お祭りなどで賑やかに騒ぎたてる際、昔から歌われているのかもしれない。
《余談》
昨9日(土)、CD店で買物したついでに、近くのリムピンスーパー・ニムシティ店に立ち寄った。行き付けのピン川沿いナワラット店のほうが歴史は古いが、此処はチェンマイ中心部に近いせいか、同スーパーのなかでも随一の品揃えを誇る。ナワラット店にはなかったタイ国産アラビカコーヒー200gパック(138฿≒¥420-)を購入せしめた。タイの物価もずいぶん跳ね上がったものだ。つい10年ほど前なら69฿だったのに、ちょうど2倍に値上がりした勘定になる。
ともあれこのコーヒー、大抵のホテル朝食バイキングに饗されている。香りがよいうえコクがあって美味い。しかも、輸入コーヒー豆(タイ国産以外)に比べても約半額で済み、とにかく廉い。爾来、すっかりファンになり、必ず土産に買って帰ることにしている。
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