先ほど、チェンマイランドにある焼肉店「北門」で夕餉を摂取してきた。幕の内弁当160฿(≒¥450-)を喫食。茶碗蒸しに、フルーツデザート(マンゴー2切れ、西瓜・パイナップル各1切れ)まで付いていた。
サービス料が含まれてないし、こういう場合、チップを渡すのが礼儀だろうが、生来のケチん坊ゆゑ、100฿札1枚と20฿札3枚のキッカリ160฿をお支払い申し上げた。いつもは愛想のいいお姐さん方も、さすがにムッときたのか、「ありがとう」の言葉すら聞けなかった。
以上はどうでもいい傍論で、ここからが本題。
どういうわけかタイでは、日本料理に必ずと言っていいほどキムチが付いてくる。寿司や鰻重にまで付くから何をかいわんや、である。北門さんは日本人オーナーながら、元来が焼肉店だからキムチ付にもいちおうの納得がいく。
これが、タイ資本の全国ネット大型和食チェーンになると、日本食にキムチは付き物、といわんばかりのありさまである。タイ人の和食好きは知る人ぞ知る話。普段は生ものを口にしないタイの人々も、鮨や刺身は例外らしい。わさびを山のように盛って美味そうに喫食なさる。それほどに和食に対する“安全神話”が浸透しているのだろうか。それでも東北大震災後の原発放射能汚染疑惑のせいで、和食店は一時的に大打撃を受けたらしい。
キムチはその昔、「朝鮮漬」と呼ばれていませんでしたか? 南国タイの人々にとって、日本は極東の遠い国。朝鮮原産(?)であったとしても、一時的に日本領だったところじゃないか、マイペンライ(気にしない)ってな調子でしょう。まあ、韓国・北朝鮮から「倭人が(キムチを)我が物にしてけしからん」とイチャモンがつきそうですけどね。
そういえば「韓流ドラマ」、韓流動画サイトが日本国内向けなので、タイ滞在中は視聴不能ですが、とにかく食事シーンの多さに呆れます。劇中の台詞に「韓国人は食事をしながら仲良くなる。」なんてのがありますから、実際そうなんでしょう。それに、やたらと抱きつくシーンが目立つ。事ある毎に抱き合って泣いたり慰め合ったり。ウンザリするほどのスキンシップに辟易してくる。子供じゃあるまいし、こうでもしないとお互いの心が確かめ合えないのだろうか。おお、いやだ。
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