昨日、無線LANの電波が消失して書けなかったことの続きです。
先ほど近くの和食堂で昼食を摂ったのですが、帰りにまた雨に遭いました。逗留先から100m程度しか離れておらず、堂々と濡れて戻ってきました。まだ20分も経ってないけど、着替えた(というより脱ぎ捨てた)服はもう乾いてます。
さて、東京に居るときは、新聞もTVもない世捨て人生活をしていて、世情には頗る疎いわたくしであります。ところが、チェンマイで立ち寄る和食堂(日本人オーナーに限る)では、邦字紙が置いてあるし、TVはNHKの国際放送を流している。ヒマだから、つい新聞(衛星版)に目を通します。それによると、タイ北部、東北部には、集中豪雨注意報が発令されているとか。確かに、昨日の雨は凄かったですからね。隣の撞球場の屋根がトタン板で、けたたましい音を立ててました。
以上はあくまで話の前ふりで、趣意は東日本大震災についてです。その日、新宿の自宅(マンション10階)で、某動画サイトからダウンロード中でした。横揺れだから震源地は遠方だろう、とタカをくくってたら、立ってられないほどの激しい揺れ、27型TV(どうせ視ないけど)があっちへ行ったりこっちへ来たり独り歩きするわ、山積みしていたCDはひっちゃかめっちゃか。挙げ句は、ダウンロード中のデスクトップパソコンが床に落下する始末。それでも、われ関せずで勝手にダウンロードを続けているんですから驚きです。余震が続いたので、暫くは外へ避難してました。
喉元過ぎれば何とやらで、翌日からは普段と変わらぬ生活に戻りました。確かに、一時的に食パンが買えなかったりの不都合はありましたが、それも一週間程度だったと記憶します。ところが、世界中に多大な影響を及ぼした地震であったことを、タイへ来て新聞を読み、初めて知りました。暢気なものですねえ。原発事故がタイでも風評として広まり、一時和食店が大打撃を受けたらしいです。尤も、原発事故自体は天災でなく、天災に誘発された人災でしょうけど、放射能を浴びたのなら私奴のおつむは、今頃禿げ茶瓶になっておかしくないのに、幸いその気配は一向にありません。
因みに、タイで地震に遭うことは滅多にありませんが、一度だけ体感震度3程度の地震に遭遇しました。チェンマイは温泉があったりするので火山帯に属しているのでしょうね。その時は二時間ほど停電しました。それに比べると、日本のインフラ技術は素晴らしい。震度5強の大地震でさえ、電気も水道も供給され続けるんだから。ガスは安全装置が働くが、自分で修復可能。
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