22年前の初訪泰も今回と同じ5月でした。その時は暑さに辟易して、日中は観光そっちのけにホテルでゴロ寝。夜な夜な好ましからぬ場所へ出かけたものです。ガイド氏によると「タイは12月がベストシーズン。」と仰る。ならばと12月に来てみると、今度は、夜が寒くて凍え死にそう。(←かなり大袈裟ですが、肌寒く感じるのは事実。)
結局、タイは昼夜寒暖の差が激しいんですね。特にチェンマイは山あいの街なので、±20℃くらいになることもある。ところが、こちらの人に言わせると「日本の蒸し暑さは、タイ人には生存不可能。」なのだそう。クーラーが故障して自分も経験したが、なるほど日本の熱帯夜には耐えきれない。でも、クーラーのなかった子供時分、そんなに寝苦しかっただろうか。それより、蚊に刺されるほうを厭がっていたように思う。
話が逸れましたが、今回、不思議と初訪泰時の暑さを感じないんですよね。クーラーを使ったのは入居時、仲介業者が勝手につけたときだけ。理由は部屋の向きにありそう。
いつもは所有物件の関係からか、南向きの部屋ばかりを貸してもらってたけど、今回は北向きの部屋を用意してくれました。日本で南向きの物件なら一般に好条件とされますが、タイではまったく逆。南向きの部屋は、何せ直射日光をまともに受けて部屋全体が蒸し風呂状態。挙げ句に、水道の蛇口を捻るとお湯が出てくる始末。冗談ではなく本当の話です。
タイでの住まい選びで助言をもう一つ。バスタブは要りません。お湯に浸かって一日の汗を流したいのが人情ですが、とても熱いお湯に浸かろうなんて気分になりません。シャワーを浴びるだけで充分。それも水道水が適当な温度になって出てきますから、給湯器も不要。
そんなところです。
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