タイは今が一番暑い季節です。なのに、部屋の冷房が故障中。こちらは寒暖の差が激しく、日中は40℃を超えても、朝方には22~3℃に下がる日もあるとはいえ、気候の良い快適な生活に慣れた日本人にはまるで拷問。
着いた翌日、若いお兄さんが修理に来てくれましたが、何とも頼りない。七つ道具を取り出して何やら思案げにしてたかと思うと、「昼食に行ってきます」と言って居なくなる。午後になって再来したのはいいが、携帯で同僚らしき相手に尋ねることしきり、いっこうに作業に取りかかる様子はない。呆れて昼寝をしている間に、「17時15分に戻ります」の置き手紙を残して居なくなっている。
約束の時間から遅れること30分。18時前になってようやく戻ってきた若い職人氏が、やおら作業に取りかかる。手摺りなしの狭いベランダに舞い降りたかと思うと、「箒とちり取りを貸して」。何事かと思いきや鳩の住処と化している汚れたベランダをお掃除。外は次第に暗くなってくるというのに・・・。そして、いよいよ外機を分解し始めたが、そもそも構造が頭に入っていないようで試行錯誤。分解と言うより壊している感じ。とうとうバラバラにしてしまったのが19時過ぎ。さすがに「続きは明日にしたら。」と言って、この日は帰ってもらいました。
翌8日(木)、時間の約束はしてなかったものの、当然午前中に来るだろうと思っていたが、待てど暮らせど現れない。仕方なく昼食に出て戻ったのが13時半。すると、同僚らしき二人の仲間を引き連れ、総勢三人のお兄さん方が現れた。
リーダーらしき人の指示の下、バラバラにされた外機はみるみる修復され、ものの30分もしないうちに修理完了。やれやれ、ようやく熱帯夜を回避できる。でも、効き具合が悪いんですよ。常温よりやや低温度の風が出る程度で、冷房といえる代物ではない。
それより、技術は二流でも、挨拶のきちんと出来る気の好いお兄さんたちでした。
ขอบคุณครับ
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