☆ タイのお正月 ☆ - ソンクラーン(水掛祭) -
ある意味、これを目当てにやってきたのにコロッと忘れてましたが、本日(13日)はタイのお正月(ソンクラーン=水掛祭)だったんですね。どうりで昨夜は、歌舞音曲の類が夜通し鳴り響き、花火が打ち上がったりしてました。タイ版ジルベスターコンサートといったところか。暦の上では今日からの三が日は祭日で官公庁・金融機関等はお休み。
傍の和食店で辛い中華丼の昼食を済ませ、リンピンスーパーへ買い出しにチャンクラン通りを北へ歩き始めたところ、いきなり背後から(水鉄砲で)撃たれてしまった。一瞬、ムッときたが、これにより今日が”特別な日”であることに合点がいった。
しかし、タイ国民はいつからこんな卑怯なことをするようになったんだろう。こちらは丸腰かつ無抵抗というのに、背後から奇襲するなんて。シードンチャイ通りからチャルーンプラテート通りに入り、アイロン橋を渡って、リンピンスーパーストアまでの間、どっぷり水に浸かりました。
まあ、カンカン照りの日中なら、不意打ちを喰らいさえしなければ、むしろ涼しくなって心地よいくらいで、衣服だって10分もすれば乾いてしまう。ちょうど、高僧に聖水をかけてもらったような気分です。元来の仏教行事だから、案外そうした”謂われ”があるのかもしれませんね。
襲ってくるのは、若い男女と水中眼鏡なんかはめて重機関銃のような巨大水鉄砲で完全武装した子供ばかりで、おっさんやおばさんはほとんど見かけません。何か理由があるのでしょうか。それに、道端の殺気(?)にばかり気をとられていると、大量の弾薬(水)を積載して市中を巡回する戦車(実はトラック)部隊にやられるので要注意。中には氷塊を散りばめた強力新型兵器もある模様。これを喰らうと天にも昇るほど気持いい。
さて、自室に戻るまでやられる一方の散々な目に遭いました。あまりに悔しいので帰路、小学生丸刈り小僧を捕まえ、お釈迦さんに甘茶をかけるようにして、仕返ししてやりました。ああ、す~っとした。
* ご参考 *
http://www.chiangmai.jp/ss/?pid=30
明日にでもターペー門周辺へ撮影取材に行こうかと思いましたが、此の記事(”その2”のほう)読んで止しました。
をはり。
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